悶絶

【読み】 もんぜつ



 悶えること。官能小説でよく出てくる。
 この場合は、あまにりもくだらなくて見るのが苦しくて悶えることを言う。

 『さくら大戦』の出来の悪さは、悶絶どころか即死に近いものであった。
 少なくともわたしは5、6回は死んでいる。
 ただ、最後は抱腹絶倒させていただいた。

 沈んでいたさくら。隊長から「おまえといっしょには戦えない」と言われてさらに落ち込む。
 自意識過剰。いやだねえ。
 ところが、変なロボット出現。
 下町を壊していきます。でも、軍隊は出動せず。理由が、下町再開発のいい口実になるから。

 もちろん、さくらは激怒! そして叫びます。
「わたしの帝都を!」

 いやあ、もう笑いましたぜ。
 へえ、わたしの帝都だって。いつからおまえの帝都になったんだ。おまえ、都知事か?

 最初で失望させてからは、ノンストップで期待(きっとダメダメな作品だろうという期待)を裏切らない愚作でした。
 歴史に名を刻む愚作となるでしょう。

 それにしても最近のアニメはレベルが低い。ゲームより格段に落ちる。
 クソゲーに怒っている場合ではありません。クソアニメにシュプレヒコールを!


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