ポスト団塊ジュニア
【読み】 ぽすとだんかいじゅにあ
 
 
 東京都立大学助教授の宮台真司『野獣系でいこう!!』(朝日新聞社・1700円)によれば、
 1971〜74年生まれの子を、団塊ジュニア
 1975年以降生まれの子を、ポスト団塊ジュニア
 両者の違いは、マスコミとの仲のよさである、という。
 団塊ジュニアは、マスコミが若者を取り上げていたブームが終わった頃に青春期(中学高校時代)を過ごしたため、マスコミに対して凄く冷めている。ブルセラが騒がれたときにはすでに大学生で、マスコミの対象外。
 一方、ポスト団塊ジュニアは、青春期(中学高校時代)にマスコミに取り上げられたため、マスコミと仲がいい。マスコミが自分たち高校生に対してつけた言葉を、そのままよろこんで使ったりする。
 たとえば、「あたしはブルセラ女子高生だから」。
 ポスト団塊ジュニアは、巨乳に対してのマイナスイメージがきわめて小さいようだ。
 現在も、優香の登場で巨乳ブームが昂進されており、恐らく1985年以降生まれの今のティーンエイジャーたちにも、巨乳=貴重品という意識は受け継がれてゆくものと思われる。
 ちなみに、まともに仕事の話ができるのは、団塊ジュニア以前(1971年3月より前の生まれ)だという噂がある。
 
 


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