日韓ワールドカップ共同開催の年。

　だが、同時に日本の子供たちがさらにアホになる年でもある。これまでの「詰め込み教育」を反省して「ゆとり教育」へと転換されるのだ。

　新学習指導要領がスタート。

　小中学校は完全週休五日制に移行となる。これにより教育内容は３割削減される。

《小中学校はゆっくりでいいから、高校大学と死に物狂いで勉強してもらう》という趣旨らしいが、愚かとしか言いようがない。

　いま、子供が少なくなってるでしょ？　すると、入学志願者も数としては減ってきてるわけよ。

　でも、大学は学生入れないと経営成り立たんでしょ？

　で、入れるために科目を削減したりする。すると、学生はあんまり勉強しないで、入試科目だけ力入れて入ってくることになる。結果的にアホが増えるわけよ。

　そういう構造的な面を見ないで「高校大学で死に物狂いで勉強してもらう」って、アホすぎるで。現実が見えていないとしか言いようがない。文部省は認識的に盲目である。人様から給料もらっといて、何やっとんねん。ええ加減にせえよ。会社やったらクビやぞ。

　ちゃんと目え開いて仕事せんかい。

---