ジョサイア・コンドル



 英国式には、ジョサイア・コンダーと発音する。
 1877(明治10)年、工部大学校造家学教師として来日。
 三菱関係の仕事を中心にして資本家たちの邸宅を数多く手がける。代表作は、鹿鳴館、三菱1号館、三井倶楽部、旧古河庭園本館など。師事したビクトリア朝ゴシックの建築家バージェスの影響を受けて当初ゴシックの意匠を得意としたが、のちに古典主義様式へ。
 彼の指導のもと、辰野金吾、片山東熊、曾衝達蔵ら多くの建築家が育っている。


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