『巨乳ファンタジー』
 (Windows2000&XP版・2009年10月23日発売、18禁、Waffle)

 企画&プロット&シナリオ。
 開発開始は2009年2月。
 ソフトハウス側から提示されたのは陵辱系のゲームだったが、逆提案という形で巨乳フェチのファンタジーゲームに。
 王道的な 中世ヨーロッパ風ファンタジーゲーム。
 主人公は騎士学校の卒業者。成績が最下位だったため、左遷同然で田舎への赴任が決まる。役職は、長官の補佐。しかし、100年前に全滅させられたと言われているサキュバスと出会ったところから運命が動き出す。
 中世ヨーロッパ風ファンタジーとサクセスストーリーを組み合わせた、読んで抜けるエロゲーエンターテインメント。
 ファンタジーの世界でどんな巨乳の子とエッチしたいだろう……というのを中心にしてヒロインを決めました。当初は、田舎の超乳娘がいましたが、物語序盤に一番の巨乳が出てくるのはまずいだろうということで、自分没。代わりに女将軍を追加。
 鏡裕之にとっては、『MILK・ジャンキー』に代わる新しい代表作。
 巨乳フェチゲームは20本以上つくっているが、企画段階からフルプライスだったのは本作が初めて。過去にぼくが携わった巨乳フェチゲームの中でも、ヒロインは最多数。そしてCGボリュームも最大。テキストボリュームはぼくのシナリオ人生で最大分量です。3月ぐらいから6月にかけて、1.5MB書きました。それから1カ月間リライトして1.9MBになった。実にライトノベル10冊分。
 分量が多いからいいわけではないが、1.9MBという分量をまったく感じないくらい、サクサクといけるんじゃないかな? レビューの中には、途中でやめるつもりだったのにやめられなくて最後まで一気にプレイしてしまった、というのがあったね。作り手にとって、一番のほめ言葉。ありがとう!
●パッケージ版
  巨乳ファンタジー