『バーチャルめもりある』
 (Windows95版・ガイア、一般)
 企画&シナリオ。
 主人公は、大学生の結城浩平。
 必修の語学がある日は、いつも幼馴染みが迎えにやってくる。
 大学には百合原というハンサムボーイがいて、会えば必ず毒舌合戦。
 ゲームには鬼仏表も用意されている。前期試験もある。
 プレイヤーは、3Dで描かれた3つの町(島)をめぐり、12人の女の子と恋愛を繰り広げることになる。
 シナリオ制作期間95年11月〜96年2月。1MB。
 差別化ということを考え、本当に愉しませようとしてゲームを作ったのはこの作品が初めて。
 この一作で、自分が何を書けるのか、自分の立つ位置が理解できた。
 その意味では、書き手として目覚めた、記念碑的作品。