"Shibayama Haniwa Festival" 芝山はにわ祭
 
はにわ祭

 この芝山町に人々が生活し始めたのはl万年以上も前に遡ります。特に古墳時代後期と言われる5世紀中頃から7世紀の初頭にかけて、見事な文化の華を咲かせたことは、出土するはにわや遣物から見て、明らかです。

  古代はまさしく大自然と闘い、共有していた時代です。厳しく、優しい自然の中で、人々は力を合わせ、肩を寄せあいながら暮らしていたのではないでしょうか。自然は人々に豊かな心を与え、人々は自然を愛し、絶えず暖かい心を通わせて暮らしていた時代。「はにわ」は、そんな時代の人々そのものなのかもしれません。「はにわ祭」は、そのような「はにわ」が語りかけるものをまっすぐに受けとめる祭です。人間本来の心を取り戻すこと-それは、物や金を人生の全てとすることなく、心豊かに暮らすことにほかなりません。

 古代の衣装を身にまとい、心身を清め、わだかまりを捨て、現代に現れた古代の神々として登場する人々を、感謝と尊敬の気持ちで迎える「はにわ祭」。町をあげ、心を合わせてこの祭りを行うことで、私たちは忘れられつつある「ふれあい」の気持ちを再認識できるはずです。一つの生活共同体とも言えるこの町を、そして暮らしている人々を、お互いにもっと大切にしていきたいと思います。それが「はにわ祭」なのです。

 

農業・文化祭「はにわ祭」

 我が芝山町に人々が生活し始めたのは、一万年以上も前に遡るが、特に古墳時代後期後半と言われる五世紀中頃から7世紀の初頭にかけて見事な文化の華を咲かせた事は、出土する遺物や遺構から推して明らかである。まして出土する「はにわ」の美しさに至っては形容すべき言葉を知らない。子孫である我々は祖先が遣したこれらの貴重な文化財から、一体何を学び何を吸収して明日への糧となすべきなのであろうか。

 古代人に比して我々は文明の所産をあり余るほど持っている。にも拘わらず現代人ははにわの美しさに魅かれ、それがかもし出すおおらかな雰囲気に心のなごみを覚える。この事は、人間にとって、物や金が人生の全てではあり得ない事を、たくまずして教えている様にも思われる。つまり古代人は物質的には貧しかったが、心は我々よりはるかに豊がであり、血の通った温かい生活を営んでいたのではないかと言う反省である。

 古代人にとって大自然の厳しさは、我々の想像の域をはるかに超えたものであろうが、それ故にこそ、生活共同体としての村の存在は重要であったに違いない。

 祭りは全員参加の行事である。町をあげて祭りの行事を行う事によって、忘れられつつある町の機能を再認識してみたい。言わば町の復権である。今一番問題となっている個人と全体の調和をさぐる糸口がここらにあるのではないかと言ったら笑われるだろうか。我々は、出来得るならぱこれを契機に更に進んで人間にとって「農」とは何かに思いをめぐらしてみたい。大地に根ざす農こそが、村々を育てささえた根本だからである。そして、このささやかな祭りが、我々が生存する地球の存在について、もう一度改めて考えてみる機会を生む一助になり得るなら、正に望外の幸せである。

芝山町はにわ祭実行委員会

 

 

     

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