皆さん今晩は。今日の例会には阪神第3グループIMのご案内ということで、IM実行委員長で宝塚RCの小西浩之様をお迎えしています。ようこそお越しくださいました。
1月22日(月)は宝塚RC,昨日24日(水)には宝塚中RCの例会にお伺いし、新しい年のご挨拶をいたしました。歴史と伝統のある宝塚ロータリークラブ、クラブ員も多くそのうえ女性会員が多く華やかな例会で何れも充実した活気のある例会に感じました。我がクラブも会員増強を勸め、特色ある身の丈にあった活動をさらに推進したいものです。
今年になってから、人生100年時代だの長寿で活躍した葛飾北斎などと、歳のお話ばかりで申し訳ありませんが今日は、「自然な最後を迎えるために」と題して講演会がありましたのでその一部分をお話します。演者は社会福祉法人老人ホーム「同和園」付属診療所所長中村仁一氏(77歳)です。中村さんは、20年も前から市民グループ「自分の死を考えるつどい」を主宰。
医師による延命治療の拒否を唱えている人です。
○生来、人間には穏やかに死ねる仕組みが備わっている。それを邪魔するのが「医療」と「介護」
○「死ぬ時」は枯れる。枯れて死ぬのが一番自然で穏やか。従って人工的な水分・栄養の補給(延命医療)や無理に口の中へ食べ物を押し込んで“召し上がらせる”行為(延命介護)は妨害。
○生き物として賞味期限が切れた「還り」の生き方の基本(人生を往きと還りに分けて考えると)@「老い」にはこだわらず寄り添うA「病」にはとらわれず連れ添うB「健康」には振り回されないC「医療」には限定利用を心掛けるD「死に時」が来たら妙にあらがわないE諸々のおかげを蒙って生かされていることに気づき感謝するF最後の大事な役目を果たす・「老いる姿」をあるがままに見せる・・自然で穏やかな「死に行く姿」を見せる
○自然死(老衰死)の実態・・・枯れて死ぬ(飢餓・脱水死)・「飢餓」βエンドルフィン(脳内モルヒネ)の分泌・「脱水」意識レベルの低下・「酸欠状態」βエンドルフィン(脳内モルヒネ)の分泌・「炭酸ガスの貯留」麻酔作用あり
*「死」は心地よいまどろみの中でこの世からあの世への移行
*一滴の水も入らなくなってから死ぬまで同和園では平均7日から10日
*発見時手遅れで痛みのない「がん」は、何の手出しもしなければ穏やかに死ぬ・・「手遅れのしあわせ」
○「医療」と「介護」も守らなくてはいけない鉄則
・死に行く自然の経過を邪魔しない・死に行く人間には無用な苦痛を与えない
まだまだ続きますが今日はこれまで。 |