皆さん今晩は、居は2017−18年度前半の総括と後半に向けての取組について話し合うクラブ協議会です。前半は予定されていた内容を粛々と遂行し、和気藹々の内に進められ、ロータリー精神の涵養と実践に貢献していると考えられます。後半はこれらの実践に加え、今年度計画の奉仕活動、RI2680地区の目標である「ロータリアン一人一本植樹を!」「ポリオプラスへのチャリティー募金活動」を具体化させていかねばなりません。みんなで頑張ってより良いロータリー活動にしていきましょう。しかし、
何といっても最優先は会員増強です。難しい中ではありますが、工夫して頑張りたいものです。
「もし善意というものがないなら、ロータリーはただの社交クラブだ。職業は金儲けでしかなく、社会奉仕というも施しに過ぎず、国際奉仕に外交以外の何物でもない」こんな帯封のある小冊子が、私宅のロータリークラブ関係の資料を積んだ中に見つかり
ました。何年前のことか分かりませんが、何処かのセミナーでいただいたものです。それは『ロータリー入門書』(1972年10月発行)パストガバナー前原勝樹さんの書かれた本です。前原勝樹さんは群馬県桐生市RC創立会員で1968-69、355地区ガバナー
をされた方です。ロータリーの綱領を実践する態度について、非常に感動的な反省を行って、当時のアンスト・ブライトホルツRI会長に手紙を送りました。ブライトホルツ会長はこれに深く感動し、しばしば引用しております。
極一部を独断で紹介します。
「善意」とは「人間同士の思いやりの気持ち」と解すべきでしょう。善意の反対は言葉の上では悪意ですが、悪意というよりは「利己心」とでもいうべきでしょう。
元来職業という言葉は天職を意味し、社会における分業の担い手の意味であります。従ってこの言葉の中には当然他人を思う善意が含まれておらねばなりません。相手を無視、軽視してただ自分本位で働いたとすれば、それは職業ではなく商売です。「もし善意というものがなければ職業といってもそれはただの金儲けに過ぎぬ」
職業奉仕の実践によって、ロータリアンはその体験が「He profit most who serves best」「Service above self」を生み、「四つのテスト」も同様です。人間の両側面である利己心と公共心とがこの職業奉仕の理念によってはじめて両立することが証明されたのです。
皆さんも機会があればご一読を! |