台風18号は、沖縄から北海道まで、まさに日本列島を縦断し、下記地で大きな被害をもたらしながら、駆け抜けました。また、報道によりますと、フロリダやメキシコ周辺ではハリケーンや大地震で大変な様子です。一刻も早い復興が望まれます。
昨日20日(水)は彼岸の入り、23日(土)は彼岸の中日で秋分の日。昔から、暑さ寒さも彼岸までとはよく言ったもので、朝夕めっきり涼しくなり、大変過酷であった猛暑や熱帯夜はもう無いことでしょう。
喉元過ぎればなんとやら・・・、こんな時こそ体調に充分気をつけましょう。
ロータリーの友7月号の縦組に「減塩と健康寿命」と題した講演要旨が掲載されています。(2016.10.2RI2630地区下呂RC地域活性化事業減塩普及講演会)演者は自治医科大学名誉教授 梶井英治氏です。
地球が誕生したのは46億年くらい前とされているが、その時、海・海水もすでにありました。そこから生命は誕生しました。私たちの細胞は海水に浮いているようなものです。現在の海水の塩分濃度は3.5%ですが、地球が生まれたころは0.9%でした。そして私たちの血液の塩分濃度は、生命が誕生したときと同じで、今でも0.9%です。塩分濃度が薄くなりすぎると生命は維持できません。私たちの体の中で、塩分を作ることはできません。だから、最小限の塩分は体外から補充する必要があります。
塩分の摂り過ぎは悪循環の始まり、つまり、「塩分は万病のもと」「血圧を下げる日常習慣」一日1グラム減塩で血圧は平均1mmHg下がると言われています。野菜や果物を多く摂るとカリウムが採れ、カリウムは体内塩分の排出を促進します。これに過度な運動習慣を付け、飲酒は適度にという日常習慣を身につけていただきたい。
ポピュレーションアプローチで地域に減塩活動を。「味が薄いなと感じたとき塩を振りかけず、付けて食べるようにする」少ない塩分だからこそおいしい「かるしお認定制度」等々。「塩分と健康」、「塩分と私」、「塩分と私たち」と題して話は続きます。
大変素晴らしい運動です。是非皆さんもロータリーの友を開いてください。 |