■4つのテスト
1.真実かどうか。2.みんなに公平か。3.好意と友情を深めるか。4.みんなのためになるかどうか。
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3月23日
会員卓話
柳田会員

3月30日
クラブ懇話会
会長・幹事


■2017年3月16日(木) 晴れ  第32回  No.1299

点鐘(18:30) お客様  歌
大前会長

篠山RC
 満仲諦雅様

「我等の生業」


■会長談話

 自動車王、ヘンリー・フォードが1926年に著した『わが一生と事業』という本の中で、「ときどきデザインを変更することよって古いモデルが陳腐なものとなるようにしたり、古いモデルを修理する部品がなくなったとか、新しいモデルを巧みに宣伝して買わなければならないようにすることが、よい製造方法であり、また倫理にも反しないと考えられている。こういうのが上手な事業であるとか、また事業の目的は人々をしてしばしば買うようにさせることであるとか、何でも長持ちするように作ろうと努力することはへたな商売である、と聞かされてきた。
 われわれの事業の原理はこれとは全く対立する。われわれはできるだけ長く使用に耐えることのできる製品を作るという以外に、どう考えても顧客に奉仕する道を見出すことができない。顧客が買った自動車を陳腐なものにするというのはわれわれの喜ばないところである。われわれの製品の一台を買った人は決してそれ以上買う必要がないことをのぞんでいる。
 われわれは以前のモデルが、もはや古くさくて役に立たないものだとするような改良は決して行わない」と述べています。
 長い引用になりましたが、ここから先は、経済については全くの素人であることをことわったうえでの、私の感想です。フォードがこの本を著したのは今から91年前のことです。彼も言っているように、当時、次から次へと新製品を買うようにさせることが事業の目的であって、長持ちするように作ることは下手な商売だと言われていました。しかもそれは商売倫理にも反しなかったのです。
今の世の中も消費者の購買意欲をあおることによって経済を活性化しています。しかし、フォードはこの原理とは全く逆で、できるだけ長く使ってもらえる製品を作ることがわれわれの事業の原理だと言っています。そしてここがロータリアンの末席を汚している私の心に響くところですが、「それ以外にどう考えても顧客に“奉仕”する道を見出すことができない」という件(くだり)であります。奉仕ということばが使われています。ロータリーでいう“奉仕”の概念は、これとは別物なのでしょうか?
 あれから100年近く経っていますが、「もうそれは古い」として消費を拡大することが経済発展に繋がると言う原理と、全く逆に永く愛用してもらう製品を作ることが顧客への奉仕の道だと言うフォードの信念の間に生じる私の葛藤はまだまだ続きます。


■幹事報告 
1.

地区ガバナーより、クラブ奉仕セミナーの開催について案内を頂いております。

2. 地区ガバナーより、青少年交換・多地区合同奉仕活動に移行の案内が届いております。

3.

ガバナーエレクトより、2017年度会長エレクト研修セミナーの案内が届いております。
4. 地区ガバナーより、水と衛生月間リソースの案内が届いております。
5. ロータリー米山記念奨学会より、機関紙が届いております。
   
■委員会報告
●出席委員会
会員数 出席会員 出席率 前々回修正
出席率
7名

6名
(免除1名)

83.33%

100%

 
本日の欠席者:関口会員
前々回のメークアップ:なし

 

 

■ニコニコ
篠山RC
満仲諦雅様
暑さ寒さも彼岸まで。
宜しくお願いします。
下山会員 確定申告無事終わりました。

■本日のプログラム

ローターアクト週間 東野会員