ゴールデンウイークが終わって2週間が過ぎました。この連休明けから気分が 落ち込んだり、疲れやすかったり、眠れないといったスランプ状態に陥る「五月病」 を発症する人が増えています。精神的な症状だけでなく、食欲不振や胃の痛み、めまい、 動悸などの症状を訴える人も多く、新しい環境の変化についていけない焦りやストレスが知らず知らずのうちに身体の症状となって出てきます。
五月病は交感神経の緊張が続き、疲れた心身の疲労をとるため副交感神経を優位に 働かせている休息期間と考えられています。たいていの場合は一過性の心身の不調で、 1〜2ヶ月で自然と環境に慣れて病状が良くなるといわれています。
しかしながら五月病が長引くとうつ状態に陥り、学校を休みがちになったり、会社を 退職する人もでてくるので、副交感神経優位へとスイッチを切り替える必要があります。
その方法としては、腕立て伏せやスクワット、ストレッチなど短期間で筋肉に刺激を 与える運動が効果的です。また、熱めの湯奥への入浴、サウナ浴などで交感神経を刺激 する方法、また唐辛子、タバスコ、生姜などの薬味もアドレナリンの分泌を促し交感 神経優位な状態へと導くので、少し身体が重たいとか、仕事に行くのが億劫だなと思うことがあったら、これらのことを試してみてはいかがでしょうか。 |