■2015年10月29日（木）　晴れ　　第16回　　No.1236

　今月末はハロウインですが、日本でもコスプレや仮装をして楽しんでいる人々がいますが、もともとはケルト人の習慣です。ケルト人の１年の終わりは１０月３１日で、この日は
「サムハイン祭」と呼ばれ、日本の大晦日のような行事ということになります。
　日本ではあまり馴染みのないハロウインですが、１９９０年代後半から各地でイベントの開催が増え、さらに２０００年後半より菓子メーカーが相次いでハロウイン商戦に参入して来たことを契機として、日本でも徐々に浸透してきました。
　日本記念日協会によると、昨年のハロウイン市場は天候不順の影響で振るわなかったバレンタイン市場の１０８０億円を上回る１１００億円に到達し、さらに今年は前年比９％増の１２００億円になる見通しだそうです。しかし、イベントが盛り上がるにつれ、騒ぎ過ぎて警察の機動隊がで出て警戒にあたる事態になったり、ハロウインイベント後の路上には大量のゴミが放置されたりとマナーも問題になっているので、自治体や町内の協力の下、法整備が急務となっています。

ガバナー事務所より、ローターアクト全国研修会並びにアジア会議の案内が届いております。

ＲＩ第2680地区ガバナー公式訪問　 会長・幹事

丸尾研一ガバナー講話（要約）
　私たちロータリークラブは、奉仕団体や寄付団体ではなく自己研鑽を主題とした I serve のクラブです。団体活動にはその限界がありますが、私たちの個人の発想力や貢献力には無限の可能性があります。今井パストガバナーの例を出してお話致しますと、今井鎮雄氏個人の力のみではなく彼を信頼して数多くの企業や人々がその奉仕のために寄付をし、大きな奉仕プロジェクトを成し遂げられたのです。例会出席については大変重要なロータリアンとしての義務だと考えます。何故だろうと思われる方は、一度年間100％ホームクラブ出席プラスメーキャップを20回以上してみてください。必ずロータリークラブの真髄が理解できることでしょう。奉仕とは何か・・・自分の事を考えることと同じくらい他人の事を思いやり奉仕することです。私は英語の原文は変わっていないのですが、日本語訳が奉仕の理想から奉仕の理念に変わったことが残念でなりません。理想は志でありますから崇高な志を持つほどロータリアン自身もより高い目的に達することができると思うのです。
　今年度のRI会長のことを話しましょう。彼はRIの会長ではありますがスリランカのロータリークラブの会員です。私たちのクラブのトップも役員もすべて各クラブに属していることが大切なことだと感じます。また、彼は21歳でロータリークラブに入会し親子3代に渡るロータリアンです。家業は様々なティーバッグの包装材を提供していて、世界でも有数の企業になっています。ヒンズー教を信じている彼が今年皆さんにお伝えしたいことは、人生は思ったより短い、残された人生を自分の身体を使ってどのよに奉仕するかということを再考してほしいということです。ポリオ絶滅を世界の子供達と約束していることも忘れてはなりません。といっても現在の本当のポリオの敵はタリバンというテロ組織であるといっても過言ではないのです。しかし、私たち日本人は寄付する以外努力できる術がないのもまた事実です。この活動にロータリークラブの他にビルゲイツ、ユニセフ、WHOなどが支援してくれています。ポリオ撲滅100％のためにみなさんのさらなる努力をお願いします。最後に、私たちのクラブは職業人の集まりでありますから職業分類をしっかりしていただきたいと思います。様々な団体・企業がお手本としている4つのテストを意識しながらよろしくお願いいたします。ご清聴有難うございました。