スーパーマーケットやコンビニにずらっと並ぶ様々な種類のヨーグルト。何を選べば良いのやら・・・とその種類と数に困惑することはないでしょうか。その種類は現在1,000以上あり、その半数以上が機能性ヨーグルトだとわかっています。乳酸菌が持つ本来の整腸作用はもちろん、+αの機能を持つ乳酸菌入りのものを機能性ヨーグルトと言います。
近年、代表的なものがインフルエンザ予防目的の摂取で、もはや常識といっても過言ではないようです。その主成分である乳酸菌1073R‐1株は、体内のリンパ球の内2〜3割を占めるNK細胞を活性化させることことで免疫力を高め、インフルエンザを予防する効果があると報告されています。他にもノロウイルスや花粉症、メタボ予防になるという乳酸菌もあるようで、機能性ヨーグルトの発展には驚かせるばかりです。
ちなみにヨーグルトといえば朝食という概念が強いかもしれませんが、実は乳酸菌は胃酸に弱いという弱点があり、したがって空腹である朝食時よりも胃酸が弱まっている食後に摂取すると更なる効果が期待できそうです。すっかり身近な健康食品ですが、意外に知られていないヨーグルトの情報、是非有効活用したいものです。 |