皆さんこんばんは。RI会長ゲーリー・ホアンさんの話の中で、今年度ロータリーデーの目的は、ロータリーを光で輝かせることです。ロータリーにおいて、私たちは長い間自分たちの素晴らしい活動を自慢するのは好ましくないと感じていました。黙って奉仕をして、その活動が自ずと語ってくれるのが最もよいと考えていたのです。しかし、自分たちの地域では、ロータリークラブがあることすらあまり知られていません。クラブがしっかりしていないとか、奉仕をあまりしていないからではありません。もしロータリアンが自分たちの活動について語らなければ、人々がその活動を知ることは決してないでしょう。と語っています。しかし、日本にはこんな考え方があります。比叡山を開かれた伝教太子は、「一隅を照らす。これ即ち国宝なり」といわれています。「一隅を照らす」言葉の本来の意味は、大都会の片隅、あるいは地方の片隅で、目立たない地味な仕事をコツコツやっている人のことだと思います。似た言葉で、佐藤一斉の「伝志四緑」にこんなのがあります。「一燈を掲げて暗夜を行く」。一本の燈火を掲げて暗い夜道を行くのは、大変心細いし、不安です。誰も見ていません。しかし、それでも自分の持っている一本の燈火を信じて、あえて自分の行く道を進むのは、非常に勇気がいることです。この心意気を持つ人こそ,真の一隅を照らす人だと思います。このような気持ちでこれから行動できれば幸いです。会長談話終わります。ご清聴ありがとうございました。 |