皆さんこんばんは。先日の土曜日嬉しいニュースが入りました。ガンバ大阪が天皇杯決勝でJ2山形を３−１で下し、２０００年度の鹿島アントラーズ以来２チーム目の同一シーズン３冠を達成しました。エース宇佐美貴史（２２）が２得点１アシストと活躍し、０９年度以来５大会ぶり４度目の天皇杯制覇。J2から昇格１年目でナビスコ杯、J1に続く栄冠を手にしました。日本人指揮官として初めて３冠に輝いた長谷川健太郎監督（４９）はガンバ大阪黄金時代に導きました。先々週の日曜日にガンバ大阪は、最大逆転劇で、９年ぶり２度目のリーグ制覇を達成しました。運命の最終節は、最下位の徳島に敵地で０−０の引き分け、同じ勝ち点６２で優勝を争った浦和、２差で迫る鹿島が共に敗れたため、０５年以来の頂点に立ったのです。J2降格圏１６位からの優勝は史上初であり、ドイツから昨年途中に復帰したFW宇佐美（２２）がJ2に沈んだクラブを完全復活させたのです。13日の天皇杯でみごと３冠を達成しました。過密日程を乗り越えての３巻達成。体力面の不安を一蹴した強さの秘密の一つに通称「レイモンド」と呼ばれるトレーニングがあります。オランダ人コンディショニングコーチのレイモンド氏が提唱するトレーニングでJ1ではガンバが唯一の採用クラブであり、ただ走るだけでなくボールを使ったフィジカル強化や、コンディションのピークを作らないことなどが特徴です。長谷川監督が就任したJ2の昨季、チームにあった体力作りを模索して探し出したトレーニング方法なのです。例えば、少人数同士の実戦形式の練習で、プレーが切れても即座にボールが入り、止まることがないことで、攻守双方が一定時間内全力でスプリント力や持久力が向上するほか、ボール奪取力、切り替えの速さも習得できるという・・日本では革新的なトレーニングを取り入れたことが優勝の一助になったと思います。どん底にあったJ2でこのような地道な努力が実を結んだ素晴らしい優勝でした。以上会長談話を終わります。ご清聴ありがとうございました。 |
