皆さん今晩は。朝夕の冷え込みが身にしみるようになりました。野山の紅葉がだんだん華やかに、綺麗になり始めています。
今日は、メタボとロコモの話です。高齢になって、人のお世話にならないで生活できる「健康寿命」の延伸が課題になっています。
健康寿命の妨げになっているのが生活習慣病と足腰を中心とした骨や筋肉の問題です。これがメタボとロコモです。また認知症に関する問題もあり、この3つの問題を改善することが健康寿命延伸の課題だと言われています。
メタボ(メタボリックシンドローム)は代謝症候群(内臓脂肪型肥満、高血糖、資質異常症の合併状態)生活習慣病の予防でよく知られ、栄養摂取のあり方、飲酒、運動など配慮しなければと思っている人に多いと思います。ロコモ(ロコモーティブシンドローム)は、骨、間接、筋肉に痛みが出ることや、機能が急激に低下することを言います。最近言われるようになったサルコぺニア(筋減弱症、筋肉が急激に弱っていく症状でたんぱく質摂取不足)もあって日常生活が制限されていきます。
ロコモチェック:次の7項目のうち一つでも当てはまればロコモの恐れあり
@家の中でつまづいたり滑ったりする。
A階段を上がる
のに手すりが必要である。
B15分くらい続けて歩けない。
C横断歩道を青信号で渡りきれない。
D片足立ちや靴下がはけなくなった。
E2キログラム程度の買い物をして持ち帰るのか困難である。
F家でのやや重い仕事が困難である。
ロコモ予防に特効薬は無いが、筋力トレーニング(スクワット)、バランストレーニング(開眼片足立ち)がロコトレとしてお勧め。1日一時間程度身体を動かすことの勧め。今より10分多く身体を動かすプラス10運動などの実行。 |