皆様、新年おめでとうございます。
　新しい年を迎え、期待と希望に胸をはずませてスタートしたい、そんな思いとともに、本日は平素三田南ロータリークラブにご理解ご支援をいただいたり、お世話になっているお客様をお迎えしております。私たちの新年例会にご出席下さいまして誠に有難うございます。どうぞお寛ぎいただいて、このひとときをお過ごしください。
　さて、「元日や　めでたくもあり　めでたくもなし」という川柳がありますが、私も今年、古希稀なる歳になります。「人生にはやり直しが無い。漫然と暮らしていたのでは、じき終幕を迎えてしまう。”今年こそは”という意気込みでこの一年挑戦したという気持ちを持たなければ、と自らを叱咤激励する一方で、先の川柳ではありませんが、「歳新たにして　憂いもまた新たなり」という心境にもなります。
　何事にも積極的に、前向きに、と自分に言い聞かせる一方で、「年寄りのひや水」という諺が脳裏をかすめます。
　統計的には「頑張るぞ！！」という人が一番長生きをし、次が「なりゆきまかせ」の人、最も短命なのが「もうあかん」と思うひとの順になるといわれています。しかし、「いくら長生きできても、生き方の質が問題だ」とも思ってしまいます。
　結局、今年は「あせらず、休まず、あきらめず」という妥協案でいこうと思いました。
　中途半端な生き方をしている、今年から中期高齢者（こんな言葉はありませんが）の、中途半端な年頭所感でした。今年もどうぞよろしくお願い致します。

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