皆さんこんばんは。去る11月4日(日)地区研修セミナーに柳田副会長と出席してまいりました。石丸ガバナーの挨拶から始まりましたが、その中で私が興味を持ったのは、ロータリークラブは他の奉仕団体とどこが違うのか。最初にロータリークラブが発足して20年の間にすごい数のロータリークラブが誕生したのはなぜか。四つのテストの中に、「正しいかどうか」がないのはなぜか、という問いかけの箇所でした。
続いて、第一講目は地区研修委員長石井良昌氏が「国際貢献と2つの奉仕理念」、第2講目は研修副委員長の田中毅氏が「職業奉仕についてというテーマで話されました。石井委員長は、ロータリーの奉仕の理念は「Serve Above Self(超我の奉仕)」と「He profits most who serves best(最もよく奉仕する者 最も多く報われる)」の二つであり、この理想・理念をく掘り下げ、理解することを国際奉仕との関連で説かれました。
田中副委員長は、職業奉仕の原点は、He profits most who serves bestにある、との考えに基づいてシェルドンの原著にふれながら、広く深く、多角的に話されました。そして、その中に例えばロータリーのメリット・デメリットに関して、利己心(利己的な欲求)と利他心(他人への奉仕)の葛藤のこと、四つのテストの日本語版は原語の真意を適格に表現していない(訳が悪い)等々の話も織り交ぜられていました。いろいろと考えさせられることや納得することが多くありました。
「ロータリーは人生哲学」といわれる所以の一端を学んだ半日でした。
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