皆さん今晩は。今夜は私が代役で会長談話をさせていただきます。
朝夕涼しくなったというより、あまりにも急な気候の変化に戸惑うばかりの今日此の頃です。皆さん体調の管理に十分注意してください。
例年10月に入ると、当年のノーベル賞の話題で賑わいます。今年は8日には山中京大教授が生理学・医学賞を受賞されると発表されたのはご承知の通りです。(ジョン・ガードン(英国)と共同受章)わが国にとりましても19人目の快挙です。9日には科学賞、10日には物理学賞も発表されています。
山中教授の研究は、言わずと知れた、ips細胞の作製です。受精卵しかないとされていた分化機能を、体細胞を初期化し、様々な種類の細胞に変化できる新型万能細胞の作製技術を開発されました。再生医療に道を開くとして大きな期待を持たれています。
山中教授は受賞者として今まであまり言われず、報道されなかったことがあります。
その1.研究はこれからです。人類に役立つ技術にしたい。
その2.多くの共同研究者を大きく称え、特に高橋和利講師を評価している。
その3.奥様、家族の支えがあったればこそと感想を表明されています。
《三田南ロータリークラブ副会長 柳田昌三》
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