■4つのテスト
1.真実かどうか。2.みんなに公平か。3.好意と友情を深めるか。4.みんなのためになるかどうか。

今回例会プログラム 次回例会プログラム
4月26日
クラブ懇話会

5月10日
クラブ協議会


■2012年4月19日(木) 晴れ  第38回  No.1069
点鐘(18:30) お客様  歌
島村会長



「四つのテスト」


■会長談話

 皆様、こんばんは。
  昨日、創業享保年間、約280年の歴史を誇る堺市の線香の老舗、「奥野晴明堂」でお線香作りの体験をして参りました。
  堺市で発展しました線香は、戦前は80件にも及び、刃物と共に地場産業として発展しましたが、空襲と共に激減して30件となり、その後、産業の中心地が淡路島に移り、現在わずか11件が一子相伝の厳しい戒律の元、伝統産業は今日まで続けられています。
  また、堺出身の千利休の影響もあり、茶の湯をもって、わび、さびの世界をひろめ、日本の伝統文化に大きな功績を残した町でもあります。
  因みに線香は現在300億円の市場ですが、時代の要請でお香が精神的に癒しの効果があり、教育実習にも今後取り入れられるとのことです。白檀の粉と、粘着剤として樹の粉とを混ぜ合わせ、久しぶりに香の世界を楽しみました。
  本日は、外部講師の卓話として三田市生涯学習課から印藤先生をお迎えしてのお話をいただくことになりました。
  三田市に於ける市史編纂の第一人者としてその造詣の深さは他が及ぶものではありません。
  先週もご案内しましたが、来る6月10日には裏千家、千玄室代相乗が三田市に起こしになりますが、千家と三田九鬼家との深い縁を含めて三田にまつわる「三田ひとつ噺」をお楽しみ下さい。会長談話を終わります。


■幹事報告
1.

地区ガバナーより、2012年5月のレートのお知らせが届いております。

2. 米山奨学会より、機関誌が届いております。
3. 篠山ロータリークラブより、休会のお知らせと週報が届いております。
4. 社会福祉法人三田わくわく村より、機関誌が届いております。

■委員会報告
●出席委員会
会員数 出席会員 出席率 前々回修正
出席率
9名 9名

100%

100%

 
本日の欠席者:
前々回のメークアップ:

 

 


■ニコニコ
大前会員 下山会員、東野会員ありがとうございました。

■本日のプログラム

「桜の名所」  三田市図書館市史編纂担当 印藤昭一氏

1.桜と近代日本ーーー桜への思い・桜の姿・品種

2.有馬の有明桜
「鼓ヶ瀧の前にあり、弥生の花盛りには入湯の旅客ここに遊びて幽艶を賞す」(寛政8年「摂津名所図絵」)
「有明桜春望 有明桜は鼓が瀑に至るの路にあり手その数幾百株を知らず・・・いわゆる山桜にして大抵年々4月中頃を花頃とす」(大正4年「摂津有馬温泉誌」)

3.三田の桜名所の登場
明治41年4月25日「神戸又新日報」
「有馬郡の桜 有馬郡三田町天神公園の桜花は昨今見頃にて夜間点灯し居れり・・・有馬町の有明桜の目下満開・・・」
大正13年4月13日(篠山新聞)
「産だの桜は二十日頃が見頃 三田中学校桜ヶ丘の桜、三田公園の桜は何れも・・・樹ある二十日頃が見頃だと」
昭和3年11月10日「篠山新聞」
「有馬郡三田町婦人会を振興会では御大典祈念に同町桜の馬場から天神公園まで遠藤両側と大池の堤に吉野桜を植え込むことを 決定した。」
(参考)天神公園:明治35年菅公千年祭、三田中学校:明治45年開校