本日は三田警察署の藤澤署長をお迎えしての例会。藤澤署長には公務ご多忙の処、わざわざご来駕下さいまして誠に有難うございます。
　 平素は、私たち市民の安心・安全のために日々大変なご尽力を賜り、この場をお借りして改めて厚く御礼申し上げます。
　 後程、三田市の現状についてお話を賜りますが、戦後６６年が経過いたし、日本は世界に冠たる経済大国として発展いたしました。
　 しかし、その一方で、戦中戦後の物資不足の反動によって物質文化のみに狂騒し、人間としての最も大切な精神文化を失う結果となり、テレビや日常生活の中で常軌を逸した行為に腹立たしく感じることの多い今日此の頃でございます。
　 また、テレビや新聞で報道される文化遺産や公共施設へのいたずらをみましても、日本は欧米諸国より発生件数ははるかに多く、日本人の精神年齢が低い所以で、良識の欠如は戦後の道徳教育の貧困が影響しているものと思われます。
　 本日、私が会長を務めております三田ユネスコ協会が狭間が丘小学校の児童を対象に「茶道」の実習を行い、日本の誇る伝統文化によって日本人の心の学習を始めました。
　 規模は小さいですが、草の根運動によって「美しい日本」が甦ることを祈るばかりです。

RI日本事務局より、９月のロータリーレートの連絡を頂いております。

善意の寄付を頂いております。

卓話（三田警察署長　藤澤様）
●三田市の治安情勢　
１．市内犯罪情勢は、認知件数としては年間６３０件から４１９件に減少 しており、３３．５％減であります。
２．交通事故発生率は、人身事故は２５０件から２１３件となり、１４．８％減っています。物損事故は１２４２件から１１６６件へ７．６％減、全数 として１４９２件から１３７９件へ７．６％減少です。
ただ、重症事故件数が２３から３６件へと増えています。飲酒運転検挙数 は２９件です。
一日あたりの事故発生件数は７．６件であり、犯罪・事故発生件数では一日９．９件であります。
＊ちなみに県下の犯罪情勢は、認知されている数としては年間３９５１９件から、３６２８１件と減少しています。