“やっぱりトップじゃなきゃ”「日本スーパーコンピューター『京』世界一奪還」
ドイツ・ハンブルグ市で開催されていた「スパコン」国際会議で20日、計算速度を競う世界ランキング「TOP500」が発表され、理化学研究所を富士通が共同開発中の『京』が、1秒あたり8162兆回の計算能力を示し第1位となった。2002年から3年連続1位だったが、以降アメリカ、中国にトップの座を明け渡しでいたので、7年ぶりの首位奪還となった。東京工業大の「TSUBAME2.0」も5位に食い込んだ。2位は、昨年11月に発表された前回のランキングで中国のスパコンとして初めて1位になった「天河1A」で、「京」はこの3倍以上の速度を実現した。3位はアメリカの「ジャガー」4位は中国の「星雲」。神戸市のポートアイランドにある理化学研究所計算学科研究機構と富士通が開発中の「京」は、毎秒京（1兆の1万倍）回の演算性能を実現するため、高性能のコンピューター864台をつなぐ。世界ランキング登録時点の台数はまだ完成前の672台だった。総予算約1120億円の国家プロジェクトで、12年11月完成の予定。見出しは、理化学研究所の野依良治理事長（72）の記者会見での発言で「今後の開発の励みになる。やっぱり研究はトップを目指さなきゃいけない。科学技術振興こそが日本の生命線だ」と強調した。市羽紺の開発競争が、世界中で激化する中、政府は2009年11月の事業仕分けで、10年度分の次世代スーパーコンピューター開発予算（約268億円）について凍結と判定。仕分け人蓮舫氏の2位発言に、科学者から批判を浴びており、発憤した技術者が意地を見せた。スパコンは、その国の科学技術を繁栄すると言われており、競争は激化し、100京級の検討がはじまっているアメリカ、中国ではスパコンへの巨額の投資を続けている。計算科学研究機構の平尾公彦機構長は「あの発言が現場の刺激になったは事実だ。今後は、災害時の被害予想、航空機、自動車、衣料、商工業、農業など社会全般へのシミュレーション普及など成果をあげるかが課題」

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久しぶりにお世話になります。
次年度は忙しくなりそうですね。
下山さんガバナー補佐としてのご活躍をお祈り致します。

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