●奉仕の理想(The Ideal of Servise)
己に天職という使命を与えてくれた社会、また己の職業を生かし続けさせてもらっている社会に感謝するとき、その仕え方(奉仕)の基本として個人生活、社会生活、職業生活において利己的な欲求は最小限にとどめ、常に最大利他の追及を求め続けていこうとするロータリーの奉仕哲学である。
●二つの奉仕哲学(理念 決議23-34)
1.最もよく奉仕する者、最も多く報いられる(He profits most who serves best)
2.超我の奉仕(Service above self)
事業の継続的な繁栄を願う職業奉仕理念であり、その理念を(He profits most who serves best)
というモットーで表しています。これは、アーサー・フレデリック・シェルドンによって提唱されたのものであり、ロータリー運動の本質ともいうべき職業奉仕の理念です。
もう一つは、弱者を助ける人道的奉仕活動、すなわち社会奉仕と一部の国際奉仕活動であり、その理念をService above self.というモットーで表しています。これはフランクリン・コリンズによって示されたServes not self.が元となり、誰かが何時どのような意図で提唱した言葉なのかつまびらかではないが、この理念は、「他人のことを思いやり、他人のために尽くす」と定義されている社会奉仕、国際奉仕を含む人道的奉仕活動の理念です。
数多いロータリーの公文書の中で奉仕理念に触れているのは「決議23-34」のみです。
ロータリー情報マニュアル2007改訂版
わかりやすいロータリー・RI2650地区マニュアル編集委員会参考
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