最近百貨店やコンビニで男性化粧品が目に付くようになってきました。何故男性は自分を飾る事に興味を持ち始めたのでしょうか。
化粧はクレオパトラの時代から存在しており、もともとは女性が自分を良く見せようというものでした。現在では「草食系男子」「癒し系男子」という言葉があるように。女性的で気遣いの出来るやさしい男性が良いとされる傾向にあります。
男性が化粧する事で、自信のなかった自分自身に普段と違った一面を出せる事が証明されています。すなわち、生活面の充実という要因です。逆にマイナス要因も存在します。それは環境ホルモンです。
環境ホルモンという化学物質が原因で、男性の身体機能が停滞し、女性化させていくことがあると言われています。例えばある大学医学部の調査で日本人の２０歳代男性の精子数が、４０歳代前後の男性に比べて半数ほどしかない事が明らかになりました。
こういった現象を引き起こす環境ホルモンは親から子へと受け継がれ、何世代にもわたって停滞していきます。男性が化粧をする事に、日本の将来、もしくは人類の将来に不安を感じるのは私だけでしょうか。

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外部講師卓話
三田市生涯学習課市史編さん担当　印藤昭一

市政出前講座　三田史七光り　その２　三田地区

１．地域としての「三田」
明治１９年６月現在←明治５年８月現在
三田町　　　　　　桶屋町・新町
　　　　　　　　　　 北町（東・西）・本町（東・西）・南町（東・西）
　　　　　　　　　　 足軽町・湯乃山町
三田屋敷町　　　屋敷町
三田村　　　　　　東三田村・南三田村・北三田村

２．公租からみた村と町
延宝７年（１６７９）「三田藩禄高帳」
三田村　　高１３０９石２斗３升５合　内引高１１０石９斗６升侍屋敷
三田町分　高５３９石８と９合　　　　内引高１石２斗４升３合籠屋敷
三田町地子　定米２９石４升７合　　　内１斗１升７合畑中屋敷敷引
深田村　　高１１２８石３斗５升８合　内７石９斗５升６合侍屋敷敷引

万延元年（１８６０）「三丁割町役銀明細」
　 木場人足、出火の節、橋番人足、北町西組掘ごみ上げ、溝掘り・・・
万延元年「十丁割町入用銀明細」
　 町会所・郷会所茶代、横山屋根替え・修復、非人取り置き諸入用・・

３．「三田」の由来
「三田市史」上巻
昭和７壬申年、文部省が国宝仏の修理をせし時、図らずも弥勒菩薩の胎内から文字が発見された。それは「当地を松山の庄という。之を金心寺三福田により三田と改む」と。（中略）金心寺のご詠歌に、古来からもろもろの功徳の苗を三つの田に植えぬる身こそ末たのしけれとある（以下省略）

中世の史料
　 天正年間（１５８０年頃）三田城
　 寛正7年（１４６６）有馬群三田村松林庵
　 永享6年（１４３４）「寺荘田数士貢注文」：薬師仏性米、金心寺御寄進、大歳飯米・・・
　 弘安5年（１２８２）摂津国金心寺荘