先日成人式がありましたが、女性の振袖姿が多かった様に思います。
この振袖は未婚女性が主におめでたい席で着用するものと認識されています。
この振袖特有の長い袖には、２つの意味があるそうです。１つは厄年の女性を様々な病気や災難から守る為、袖を振る事で周りの人を清め、自分にも他人にも幸せを招くという厄払いの意味。もう１つは、昔女性が男性に対して好きだという気持ちを相手に伝える為です。左右に振ると「好き」、縦に振ると「関心がない」という意味になるそうです。現在、男女間で使う「振る」「振られる」と言う言葉の由来だそうです。
最近は財布の紐が固くなってきましたが、レンタル振袖の注文が増加しているそうです。「不景気」という言葉が全面に出て来ていますが、華やかな晴れ着姿は人々を温かい気持ちにさせてくれます。現在の様な厳しい時にこそ、振袖に袖を通した様な新鮮な気持ちを持って過ごすのも一計かと思います。

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