景気後退で消費者の攻略に苦しむ企業の多い中、人気店は以前より売り上げを伸ばしたりと、はっきり明暗が分かれるのが目に見える様になってきているのが、ここ最近の特徴ではないでしょうか。
例えば、あるスイーツの人気店はアウトレットのスイーツ化といいますか、品質や味には問題ないのに、小売店では卸せない型崩れした商品を直営で販売したりしています。逆に百貨店に出しているあるスイーツの店は通常よりも高い価格で販売しても行列ができています。本当においしいと評判なら。多少高くても価値があるならといった所でしょうか。
不況にも拘らず、“理由”さえあれば消費者の財布の紐は緩むものです。生活の中で育んできた多様な価値観を理解し、その価値観をさらに高めたり、新たな価値観を発見させる商品やサービス。そしてそこにエコをも取り入れた商品が行列を作るのではないでしょうか。

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