皆さん、こんばんわ、本日は国際ロータリー第2680地区の宮本ガバナーと随行の代表幹事であります永井譲様をお迎えしてのガバナー公式訪問です。後ほど宮本ガバナーには卓話をしていただきますのでよろしくお願いいたします。先立って行われました会長幹事懇談会では、三田南クラブの現況やクラブの抱える諸問題について協議しアドバイスをいただきました。この貴重なご意見を今後のクラブ運営に生かしていかなくてはなりません。さて、先日64兆円の負債を抱えて破綻したリーマンブラザーズは、創業158年、日本の近代史とも袖すり合う名門証券を飲み込んだ金融機関の大津波に、世界の金融・証券市場が震え、青ざめています。リーマンショックは日本にとって対岸の火事どころか最大の津波といえるでしょう。世界経済の先行き不安から、原油は大幅に値下がりしましたが、円高・ドル安の進行で日本の輸出産業への打撃が懸念されます。国内においても、残留農薬やカビ毒に汚染された事故米の横流し問題で、米穀加工販売「三笠フーズ」から転売された事故米の流通ルートの全容がほぼ明らかになり、中間流通業者、酒造会社、菓子メーカー、福祉施設など関係先は24都道府県375業者・施設に上ります。消費者の食に関する不安は増すばかりで、販売者の自主回収や商品の入れ替えの動きが広がっています。農水省は何度検査をしても不正を見抜けなかった責任から逃れることより、今回事情を知らずに事故米を仕入れ公表された会社の切実な声に、真摯に耳を傾けるべきだ。これも氷山の一角とは思いたくない国民の気持ちを理解し、誠意を持って「じたばた」し、政治が決めたウルグアイラウンドから見直す姿勢が問われている。
ご清聴ありがとうございました。
|