■4つのテスト
1.真実かどうか。2.みんなに公平か。3.好意と友情を深めるか。4.みんなのためになるかどうか。

今回例会プログラム 次回例会プログラム
12月27日
会員卓話
(島村会員)
1月10日
新年例会
(ももたろう)
今日のソング
「我等の生業」

■2007年12月20日(木) 晴れ  第863回  No. 23

点鐘(18:30) お客様
柳田会長
農業振興課 副課長 
 坂本 公績 様
農業振興課 課長補佐
 西本 三登志 様
「それでこそロータリー」

■会長談話
健康寿命

 世界保健機関(WHO)が数年前に提唱した考え方、平均寿命から病気や認知症などによる要介護状態になった期間を差し引いた寿命のこと。
 人生で元気に過ごせる期間のこと。
 日本人の健康寿命は、WHO統計では、男72.3歳、女77.7歳で世界最長ランクにある。平均寿命との差が男6年、女7.5年あり、上位国の中では多めの数字である。
健康寿命を延ばし平均寿命との差を縮めることが重要な課題である。
 この差の数年間で多額の医療・介護費が使われており、この差の短縮こそが長く健康に過ごせることであり、わが国の経済の安定と発展につながることである。

 内閣府がまとめた2007年版「高齢社会白書」によると高齢化率が、今世紀半ばには40%を超えると推計している。高齢者が「支えられる側」だけでなく、「支える側」に立つ人を増やすことが重要である。目指すのは元気なお年寄りにあふれる社会である。
 「検診・発見・治療」という病気予防の取組みに加えて「栄養・運動・休養」のバランスある活動を積極的に行う必要がある、と説く人(保健指導センター長南部征喜医師)がある。


■幹事報告
 1 柏原RCより
・移動例会及び休会のお知らせを頂いております
(財)骨髄移植推進財団より
・骨髄バンクニュース第31号
・寄付のお願いが届いております
■委員会報告
●出席委員会
会員数 出席会員 出席率 前々回修正
出席率
17名 14名 82% 100%

 
本日の欠席者:中嶋 森本 各会員
前々回のメークアップ:


■ニコニコ
島村 会員 誕生祝いをいただいて
荻野 会員 結婚記念日のお花をいただいて
古門 会員 娘の結婚祝いをいただいて

■本日のプログラム

  外部卓話者       市民出前講座

   農業振興課   坂本 公績 様
             西本 三登志 様

     〜  三田の里山  〜

 里山とは、人の利用を通じて、私達の生活に深く関わってきた山のことです。
 日々の生活に必要な燃料や農業を営むのに不可欠な肥料を生産するために利用され、大切に守り育てられてきた山が「里山」です。
 
 今から三千年以上も前の日本列島には、人の手の加わってない原生状態の樹林(原生林)が広く分布していました。西日本では、常緑樹を中心とした照葉樹林が広がっていました。弥生時代以降、水田耕作が始り、人口が増えるとともに、沢山の燃料が必要になりました。その結果、樹林の伐採が進み、急速に照葉樹林は消滅していきました。
 照葉樹林に変わって発達し始めたのが、薪や炭などの燃料を生産する為に、人の手によって生み出された「里山林」です。
 里山を構成する樹種は伐採に強く、切り株から新しい芽(萌芽)を出して樹林を再生します。およそ、10年〜20年程度の周期で伐採・萌芽再生を繰り返し、里山林を形作ってきました。

 三田市は市内の65%が森林で覆われています。その森林のほとんどが「里山林」。
しかし高度成長期以降、石油や電気エネルギーの普及とともに里山林はその役割を失い、放置されるようになりました。その結果、かつての里山林の景観やそこに生息する生き物に変化が見られるようになってきました。
 三田市では、「森の学校」や「緑の教室」などの講座を開催し、里山林の再生に向けた取組みを進めてきました。
 そして、「森の学校」の活動の成果から、”三田方式”と呼ばれる里山林の管理方法が生まれました。                 (資料参照)