皆さんこんばんは。
4月も半ばを過ぎ春本番。その間移動性高気圧や低気圧の通過で強い風も吹き、桜には無情の春の嵐に見舞われ、すっかり葉桜となりました。
今が「春宵一刻値千金」の項ですが、やがて「夏の夜蚊をきずにして五百両」と、この間に五百両もの差が生まれます。
今年は、蛙のツボカビ病が広まり、蛙の全滅が危惧されております。このように自然形態のバランスが崩れますと蚊の発生が盛んとなり感染症が流行いたします。
農業施策にご造詣の深い西浦先生がおられますが、農薬万能時代が過ぎ、減農薬の時代になりますと、水田より発生するコガタアカイエカによる日本脳炎の発生が心配されます。
また、地球温暖化が叫ばれながら遲々としてすすまぬ現状ですが、近い将来日本も亜熱帯圏の中で、ハマダラカの生息圏になり、マラリアの恐怖にさらされる日もそう遠くはありません。
蛙のツボカビ病、減農薬による害虫の発生、地球温暖化、西ナイル熱、そして抗生物質の耐性菌と、忍び寄る自然の恐怖で21世紀は感染対策が大きなテーマと言われております。
4月22日から始りました全国環境衛生週間です。身近なゴミ問題から自動車の排気ガス問題、そして地球温暖化防止と私達の日常生活の中で際限なく解決すべき課題があり、ロータリー活動の一環として取り上げるべきテーマも数多くあります。
先年、三田ロータリークラブと私達三田南ロータリークラブとの共同イベントをご提案いたしましたが、当時の某ガバナー補佐からのご意見もあり、実現できず無念を味わいました。本日の合同例会も3回目を迎えますが、ロータリークラブだけでも縦割り社会ではなく、垣根のない活動をしたいものと、今後に望みを託し、ご挨拶といたします。
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