皆さんこんばんは
「年くれぬ春くべしとは思ひ寝に まさしくみえてかなふ初夢」
歌人西行法師の詠んだ歌ですが、今年も新春を迎えての初夢から早や10日余り、今日は残り戎で各地の戎神社では賑わっております。
昔は、神や仏が夢という形で将来を予告されるものと信じられていたようですが、時代が変わり、最近では夢は見るものでなく、叶えるもの、実現させるものに変わって来ております。
とは言うものの、日本人には「一年の計は元旦にあり」の諺どおり、新しい年の幕開けと共に、各地の社寺は夢を求める初詣客で賑わい、加藤ガバナーの生田神社では、三が日の人出が173万人を数え、県下で生田神社だけが前年比19万人も増加し、さぞかし加藤ガバナーもお喜びのことと存じます。
鏡餅、注連縄、七草粥と、人々の暮らしの中に溶け込んだ正月の縁起物に囲まれ、季節の移ろい、年月の移ろいの中で、今年一年、無病息災、家内安全、開運招福を祈りつつ、今一度畏敬の念で平成19年丁亥年を過ごしたいと思います。
三田南ロータリークラブも、新年早々厳しい現実に直面しておりますが、このような時こそ、猪突猛進の気概で乗り切って参りたいと思います。
本年も宜しくお願い申し上げ、会長談話といたします。
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