米山月間
米山奨学委員会 岡本 晴夫委員長
1) 「財団法人ロータリー米山記念奨学会」とは・・・
1967年(昭和42年)に全国のロータリアンによる寄付金を財源として、日本の大学、大学院で学ぶ私費外国人留学生に奨学金を支給し、そのことによってロータリーの理想とする国際理解と親善に寄与することを目的として設立され、日本の全クラブによる共同事業として発展し、文部省を主務官庁とする財団法人となり、昨年には国際(RI)の定める多地区合同奉仕活動として米山奨学活動を承認しています。
2) 「米山」という名前が付いてる奨学金とは・・・
米山 梅吉さんは、昭和21年4月に亡くなられるまでの経歴は、救貧、保健、教育振興などの社会奉仕に多額の献金を続けられ、私財を投じて小学校と幼稚園も創設して運営に参画されました。
「人にして欲しいとあなたが望むことを人々にもその様にせよ」という言葉通り、一生その考えを実行されました。
1952年に、平和日本を伝える方法の一つとして、奨学事業が考え出されたとも言われ、東京ロータリークラブの会員が資金を出し合って始り、米山 梅吉翁の遺業と功績を記念して、「米山基金」と名づけられました。
3) 「米山記念奨学会」とロータリアンとのかかわり・・・
この事業はロータリーやロータリークラブの事業ではなく、財団を支えているのがそれぞれのロータリアンということです。
わが国の全ロータリアンは、入会した時から「(財)ロータリー米山記念奨学会」の募金に応じることとなっています。この寄付金は個人の責任として募金に応じているものと会員各位は認識して頂きたい。
現在、わが国で最も多くの奨学生を支援した民間奨学事業団体となり、米山奨学生は累計で13,322人(06年4月現在)106の国と地域に及び各地で活躍しております。
ロータリーでは寄付金に対して、表彰制度を設けております。
*今年度も、「米山記念奨学事業豆辞典2006−07版」が、9月に各クラブ宛て全会員へ配布用に送られます。
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