三田南クラブ公式訪問にあたりて詠める十四首

・　秋雨(あきさめ)の前線停滞したるなか三田南の会場に着く

・　旧態を改め新たな施策へと発想転換計れる会長

・　次世代へ希望を託しインターアクトローターアクトへ道を繋げる

・　三田なる社会福祉の運営に参画しつつ活動すすめる

・ ＣＬＰ実施の一歩踏み出せり実情見極め目標目指す

・　奨学制社会福祉にＣＬＰ三大方針営む会長

・　扶輪の基本は例会出席と地区大会への参加も奨励

・　三田市の歴史や偉人の卓話してスマイルデーの継続促す

・　ホームページネットの情報利用して情勢把握と理解に努める

・　会員の日頃の実践方針を職業奉仕の基本に据ゑて

・　社会奉仕は炭火を熾(おこ)す火のごとく率先垂範行動熾(おこ)す

・　地域のニーズクラブの立場や力量を考へぬきて活動始める

・　ＷＣＳ理解を深めＣＬＰ研究しつつ国際奉仕を

・　扶輪の米山事業は宝物と全会員の協力求める

　ガバナー公式訪問もお陰を持ちまして、先週１０月５日無事に終えることが出来ました。これも偏に会員皆様のご協力の賜物と厚くお礼を申し上げます。
　加藤ガバナーは、「ふれあい、出会い、親睦」という言葉を大切にされておられ、魅力在るクラブ運営について多くの示唆に富んだお話を伺いました。クラブ例会の前に行なわれました会長・幹事懇談会では、公式訪問報告の各委員会報告の一つ一つについて、極めて懇切丁寧な評価を頂き、この内容につきましては、ガバナースピーチの中でもお話された通りでございます。

　本年の当クラブの３つの大きな柱の一つである、奨学金制度につき、少ない会員数でこの事業の継続は大変であるとのご理解のもと、高い評価を頂き、また図らずも奨学生の中から今回の大賞の栄誉に輝いたことに大変満足されておられました。
　更にこれらの奨学生を対象に、現代世相への意識調査については、強い関心を示され、今後の新世代委員会の活動も踏まえて、是非紀要の発行か研究発表を希望されました。

　次に、社会福祉協議会への役員の参画にも触れられ、下山会員の理事、今安会員の評議員、岸本元会員の顧問の就任について、社会奉仕活動の一環としての地域社会に根付いた活動として、大きな期待をよせられました。　
　この件に関連しまして、１０月１日から始まりました「赤い羽根共同募金」でのじぎく兵庫国体、駒ヶ谷運動公園での街頭募金で、理事の方々にご協力をお願いしましたところ、下山会員が社協理事としてご参加くださり、雨の中長時間に亘りご協力頂きましたこと、幾重にもお礼申し上げます。

　３つめは、ＣＬＰ改革ですが、次年度を目標に三田南ロータリークラブの規模に応じた体制づくりを検討中である旨報告致しまし、ご理解を頂くとともに、少数クラブのモデルとして頑張って欲しい旨、激励を頂きました。
　クラブ内での課題もありますが、期待があればそれに応える必要があります。どうぞ意のあるところをお汲み取りくださり、この難関をくぐり抜け、更なるロータリーライフを楽しみたいと思います。
　ガバナー公式訪問を終え、所信を述べ会長談話と致します。
　ご清聴ありがとうございました。

　　　　職業奉仕委員会

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　片木　雅司　副委員長　　

　最近新聞紙上に今度の景気上昇が「いだなぎ景気」を超えるのではないか？との記事が目に入ってきます。
　　この「いだなぎ景気」とは戦後日本の最も長く続いた景気の拡大局面（1965年11月〜1970年7月まで57ヶ月）にわたり景気が持続し、世界第2位の経済大国にのし上がりました。車、クーラー、カラーテレビ（3C）が個人消費を牽引したのもこの時期でした。
　その後土地や株式、ゴルフ会員権等資産価額が実体経済から遊離した膨大な金、資金が水ぶくれのように膨長してやがてバブル発生し泡のように大きく崩壊、大手銀行やスパーの破綻と公的資金の投入等があり失われた10年となりました。
2001年4月26日小泉内閣誕生（日経平均株価13,973円）
2006年9月26日幕引き（株価15,557円）まで5年5ヶ月で、株価は1,584円率で11,3％上昇した。（2003年4月28日760788円もありましたが）
　改革なくして成長なしと、官から民へ中央から地方へと郵政民営化政策が進められた。小泉、竹中連合による構造改革というべきかもしりません。

　日本経済は今「踊り場」にあるらしいとの一部報道もいつしか明るい方向へと変わり３ツの過剰、?雇用（人）?設備（物）?債務（金）を無くしたばかりか求人倍率向上、大型設備投資、百貨店の売り上増加等々昨日ＴＶによりますと高島屋が御節料の予約を3回間早く始めたとか、このまま11月を迎えれば「いざなぎ」を抜くことは確実だろう？
　これを「平成小泉景気」と命名する評論家もいるとか？これらを「光の面」と見るならば、一方「影の部」として0金利、年金減、医療費の引き上げ老人や生活保護者等切捨て等々弱肉強食、貧富の格差地域の格差等の発生や国債150％増加等隣国、中国、韓国には靖国問題で冷え切ったままとなった。
　安倍内閣新発足で改革の流れを止めず更に日本を美しい良い国にしょう！と10月8日中国翌日、韓国訪問で隣国関係改善にいち早い行動は世界の注目を集め又高い評価を得た。
　国際世論に背く暴挙である北朝鮮が、核実験を10月9日に踏み切った。又再実験を近くやるとか？　　昨今原油下落で運用不振に陥っている海外のヘッジファンドが、日本の地政学リスクを取り上げ、日本株に売り仕かけをやるのでは？ 10月22日に予定されている衆議院補欠選も、安倍政権の今後の行方を占う上で重要視される。
　北朝鮮問題はあくまでも限定的と見るべきだろうし、ＮＹダウは、2000年1月14日に記録した史上最高値1万1750ドルを、遂に6年9ヶ月ぶりに突破した、この強さはやはり注目すべきであろう。