■4つのテスト
1.真実かどうか。2.みんなに公平か。3.好意と友情を深めるか。4.みんなのためになるかどうか。

今回例会プログラム
次回例会プログラム
10月12日
職業奉仕月間 職業奉仕委員会
10月19日
米山月間 米山奨学委員会
今日のソング
「南といつまでも」

加藤 隆久ガバナー訪問 記念撮影
国際ロータリー第2680地区ガバナー
加藤 隆久 様
随行  奥井 秀樹 様
山本 光洋 様(三田RC)

■2006年 10月 5日(木) 雨  第807回  No. 13
点鐘(18:30) お客様
島村会長
国際ロータリー第2680地区ガバナー
 加藤 隆久 様
随行
 奥井 秀樹 様

山本 光洋 様(三田RC)

「君が代・奉仕の理想」
■会長談話
 皆さんこんばんは

 本日は、ガバナーの加藤隆久先生、随行の奥井秀樹様共々、公式訪問のため公私ご多忙の中を、ここ三田の地までご足労、ご来駕頂き誠にありがとうございました。
厚くお礼申し上げます。
 さて、収穫の秋を迎え、豊穣に感謝する秋祭りの太鼓の音があちこちから鳴り響いておりますが、折りしも9月30日から10月10日までの11日間、のじぎく兵庫国体が県下各市町で行なわれております。
 9月30日には、すばらしい秋空の下、天皇皇后両陛下ご臨席のもと、神戸市総合運動公園陸上競技場において開会式が執り行われ、私も出席させて頂きました。
 61年前、神戸市は太平洋戦争の末期の空襲により、街の大半が被害を受け、今また11年前には、神戸市を中心に未曾有の阪神・淡路大震災のため、壊滅的被害を受けました。それから11年、天皇陛下のお言葉にありましたように、被災地が緑ある街となり、今回のじぎく国体では「ありがとう、心から、兵庫から」を合言葉に全国の人々への感謝の気持ちを込めて開催されております。そして私達は大きな試練と闘いながら立ち直り、今回メイン会場となりました神戸の街並みも不死鳥のように甦りました。
 そしていよいよ三田市でも、10月6日から、成年女子のハンドボール、成年軟式野球の競技会場となり、本日当ホテルも宿泊施設として使用されております。
 とりわけ今回は、夏の高校野球で甲子園球場を沸かせた、早稲田実業と苫小牧高校が再び対戦するという想像だにしなかった組み合わせが、多くの人々の関心を集めたようです。
 甲子園での優勝戦では、延長引き分けという稀にみる再試合で、早稲田実業が制しましたが、今回も両校共順当に勝ち進み、不思議なめぐり合わせと申しましょうか、同じカードで優勝戦が行なわれ、早稲田実業が再び制するというドラマティックな大会となりました。(中略)

 また一方、柴田副幹事が、9月16日仙台市で開催されました全国マスターズ陸上シニア大会で、得意の砲丸投げで優勝されました。
 お聞きするところによりますと、10年連続優勝の経歴も持たれ、坂口幹事の日展16回入選という快挙と共に、誠に喜ばしい限りでございます。
 これらの快挙は、平生からの絶え間ない努力の結果得られるもので、まさに「継続は力なり」の言葉と共に祝意を表すものでありますと共に、三田南ロータリークラブの宝として大切にしたいと思います。
 私達、三田南ロータリークラブ会員には、社会的地位、職業倫理など申し分ありませんが、会員増強には力及ばず、悪戦苦闘の連続であります。正直申しまして、現在あきらめムードが漂う中で、この難局打開の努力をしなければなりませんし、そのタイムリミットは本年であると思います。

 先程も会長、幹事懇談会においてガバナーの加藤先生から、当クラブの運営方針について種々ご懇篤なご指導、ご教示をいただきましたが、誠に心強く、鋭意万難を排しすすめて参る所存でございます。

 そして懸案のCLP改革につきましては、背伸びせず三田南ロータリークラブの実情に合ったクラブ細則を現在検討中で、10月第2週の理事会におはかりした上、11月第2週のクラブ年次総会で決定、出来れば本年中に導入したいと考えております。抜本的改革か、現状維持か二者択一の時期であろうと思います。
 小泉前総理は、改革なくして成長なし、と5年間絶叫されました。
 松下電器産業(株)の再生のため中村会長は「破壊と創造・タブーへの挑戦」と掲げられました。 改革には痛みを伴います。
 先日ののじぎく兵庫国体でも開会式で、大会委員長の、森元総理から、今回の大会はこれまでの大会を一本化し、簡素、効率化を図ると共に、将来の改革を具体化された新しい試みであると賛辞を述べられました。
 私達のCLP改革案が、少人数のクラブのモデルとして先駆者な役割を果たすことが出来れば望外の幸と思っております。

 更に今回のCLP改革に併せて経費の軽減についても検討を進めております。
 検討課題としましては、入会金、会費、例会場経費等考えられますが、現在の会員増強のネックは入会金と会費の障害になっており、経費の軽減を計れば増員は可能Jであり、検討の余地な十分にあるとおもいます。
 現に私の住んでおりますニュータウンでは、団塊の世代が大量に離職され、今後の地域社会での公私奉公の機運が高まりつつあり、先日も新しいロータリークラブの設立を模索する動きや、新しいプロバスクラブに興味をお持ちの方々からご相談があり、現在お話を進めております。

 結びに当たりまして、初の戦後生まれの安倍総理が誕生し、先日の所信表明演説でも、額に汗して勤勉に働き、家族を愛し、自分の暮らす地域や故郷を良くしたい人々に改革の炎をもやし続けたい・・・と述べられました。
 まさにロータリークラブの奉仕の精神そのもので、地域社会における三田南ロータリークラブの役割も大きくなって参ります。
 「美しい国、日本」をつくる為、これからも微力ながらロータリークラブの理念のもと頑張って参りたいと思います。

 本日のガバナーご来駕に際し、歓迎の辞を申し上げ、併せて会長談話とさせていただきます。


■幹事報告
 1 ガバナー事務所より 卓話者決定のお知らせを頂いております
特定非営利活動法人 日本UNHCR協会より
 アンケート協力のお願いが届いております
篠山rcより  移動例会のお知らせを頂いております
梅田芸術劇場より
 ミュージカル「エリザベート」公演グループ観劇のお知らせが届いております
RIより rotarian 10月号 が来ております
三田市国際交流協会より イベント情報を頂いております

■委員会報告
●出席委員会
会員数 出席会員 出席率 前々回修正
出席率
20名 17名 85% 100%
 
本日の欠席者:中嶋 坂林 谷郷 各会員
前々回のメークアップ:なし


■ニコニコ
国際ロータリー
第2680地区ガバナー
加藤 隆久 様
感謝
山本 光洋 様
(三田RC)
本日も宜しくお願いいたします
加藤ガバナー、ご苦労様です
島村 会員      加藤隆久ガバナー、随行奥井秀樹様をお迎えして
坂口 会員 1 加藤ガバナー、奥井様、ようこそいらっしゃいました
ご指導宜しくお願い申し上げます
坂口 会員 2 島村会長、柳田副会長、柴田副幹事、9月29日第2回CLP検討委員会ご参集ご苦労様でした
坂口 会員 3 柴田委員長、9月30日WCSワークショップ出席ご苦労様でした
今安 会員 遠路ようこそ、三田南クラブへ!
加藤ガバナー、随行者奥井秀樹様、雨の中ご苦労さまです。
少数のクラブでも大クラブ同様にお世話になります。
古門 会員 加藤ガバナー、ようこそお越しくださいました
柴田 会員 加藤ガバナー、ようこそお越しくださいました
味地 会員 加藤ガバナー、ようこそお越しくださいました
荻野 会員 シークレット、1位をいただいて
大前 会員 シークレット・スマイル2等でした
下山 会員 ホームクラブ欠席しました
関口 会員 職業奉仕

■本日のプログラム

  

  ガバナー 公式訪問

  国際ロータリー第2680地区ガバナー 加藤 隆久 様
         

                    随行    奥井 秀樹 様

 
私の所属しますクラブは、神戸ロータリークラブでございます。
神戸の三宮にあります、生田神社の宮司であります。

 まず、このクラブに来ましてお食事をいただきながら、ピアニストの方の演奏が素晴らしいと思いました。私のクラブでもピアノの演奏者はおりますし、あちこちへ出向き色々聴いておりますが、アレンジの仕方から、ピアノの音から、これは本当に素晴らしい。だから、少人数の会でもピアノのBGMで非常に盛り上がった感じがするわけでありまして、私はまずピアニストの方に感謝を申し上げたいと思います。

 今日、柴田次期幹事さんより、ここのクラブも大変な震災の被害を受けられて、そのとき関西学院大学の学生さんを預かっておられて、そのことから三田南クラブ独自の奨学制度が出来てきたというお話を聞きました。
 私は、平成6年から7年の間に丁度神戸クラブの会長をしておりました。
 神戸クラブといいますと、全国で3番目に古いクラブでありまして、東京、大阪についで今年が創立82周年であります。創立70年の時に私が会長でございました。
 70周年になにか記念になることをしようとしましたが、大きなイベントは25年、50年、75年にということでしたが、70年という節目の年でしたから、前より準備をしており、70年誌を出しました。8月には、バイオリンニストの辻 久子さんの記念コンサートを開催しました。
 年が明け、お正月ムードが終わり、17日未明のあの大震災でした。
 生田神社の境内におりましたので、大急ぎで本殿に駆けつけ向かいましたら、拝殿が落ちておりまして、まるで獣が這ったように地上にありました。
 石の鳥居も傾いております。玉垣はみんな崩れておりました。近くのビルも傾いておりました。神戸街はめちゃくちゃになっており、宮司としましては、復興するのだろうか・・・と考えてしまいました。

 なんとかご本殿は無事であったため一安心しましたが、時間が経ち自分がロータリークラブの会長であったことを思い出しました。当時の幹事が芦屋に住んでおりましたので、ナナハンのバイクで駆けつけてくれました。
 明後日には例会があります。まずそれをどうするか・・・ということから始りました。例会はとりあえず休会にしようと、我々の例会場のオリエンタルホテルへ参りましたが、なんと!オリエンタルホテルも潰れて閉鎖しておりました。9階に事務局がありましたが、事務局にまでも上がれない・・・。

 神戸クラブには、「三つの宝を歴代会長が引き継いでいく」というキマリがあります。
 一つは、ポールハリスのバッジ、一つはポールハリスの家の写真、一つは認証状。なにせ70年経っておりますので、初代会長は松方幸次郎氏でありまして、それから代々三つの宝を受け継いでいくことになっておりましたが、それが9階の事務局で埋まっていると・・・これでなくなると大変なことになる!
 ということで、レスキュー隊を雇いまして、ヘルメットをかぶり、ダンボール約30個の資料をなんとか持ち出し、生田神社に保管しました。会員の安否確認にも走り回りました。
 NTTの神戸市局長がロータリアンでありましたので、NTT東海から復旧用の電話をつけていただきました。100歳の会員さんがおひとり亡くなられました。ロータリー文庫が江戸町ビルの潰れたビルの中に埋まっているということでしたので、会員の中に竹中工務店の支店長がおりましたので、二日後に取り出すことになっておりましたが、次の日に倒壊してしまい、とうとうこの地区のロータリー資料が無くなってしまいました。
 また当時の国際委員長が、アメリカからの交換学生を預かっておりました。
 被災し怯えておる交換留学生を、大変難しい情勢の中アメリカに帰してあげました。
 それが大きなニュースとなり、新聞に載りました。モンテール副大統領が「ロータリーのボランティア」という題で卓話をされて大変な反響がありました。

 例会場も潰れましたので、生田神社の会館の方に急きょ事務局を作り、3月より例会を再開いたしました。
 宮崎、米子、和歌山、徳島、水戸など、沢山のクラブの会長さん幹事さんが、大きな荷物を持って支援、お見舞いに来て下さり、そのとき非常にありがたいと感じました。

 会長の任期が終わってからは、お礼参りにまわらせていただきました。
 印象的であったのは、東京のクラブで心よりのおもてなしを受けた上、神社の為の募金までしてくださったこと・・・
 今回、神戸クラブよりガバナーを、ということで本当ならお断りしているはずなんですが、震災の時に本当にたくさんの皆さんが支援をしてくださり、その方々への恩返しということも考え、お引き受けした次第であります。

 この地域は74クラブがあり、約40クラブの訪問が終わったわけでありますが、私が今日ここへ来まして、非常に素晴らしいと思ったのは、会が始るやいなや皆さんがお互いに握手をされることでした。これは誠に素晴らしいことです!

 私もかねてから握手をし、印象に残っておる人がおります。
 まず、ローマ法王のパウロ6世。世界宗教者平和会議というものがございまして、今年は京都の国際会議場で開催されましたが、2回めが、ベルギーのルーベンカトリック大学でした。そのとき東洋から参ったわけですから、平和の祝詞を挙げるお役を頂いておりました。そのあと、パウロ6世と会う幸運に恵まれました。
 綿のように柔らかい手でした。
 その後、ヨハネパウロ2世と握手をしました。ポーランドから来た法王であったこの方は、労働者でありましたので、かなり肉太の分厚い手でありました。
 握手をしますと、その方のいろいろなことがわかります。
 生田神社には、野球のオリックスブルーウエーブの選手も必勝祈願に参ります。
 そのころといえば、イチロー選手。イチロー選手はあれほどのバッターであるので、相当ごつごつした手と予想しておりましたが、なんと指は長く、やわらかくしなやかな手であったことに驚きました。彼はバランスよくヒットを打つセンスのある人間であったのでしょう。

 対照的に平井投手は、ざらざらした肉太の手でした。
 今年は清原選手と握手をしました。分厚い、太い、大きな手でした。やはりホームランバッターですね。
 今私が握手をしてみたい人は、早稲田実業、ハンカチ王子の斉藤投手。苫小牧の田中君。
 とにもかくにも、握手をするということは、手の抜くもりを感じ非常によいことと思いました。

            (中略)

 このクラブにおきます感想ですが、島村会長が本年のクラブ運営の方針について、旧態を改めて新しい背策のよる改革への発想の転換を図り、魅力のあるクラブの再構築をしなければならないとされ、会員の意見を聞きながら活性化に務めていくと熱意を語っておられます。素晴らしい方針だとおもいます。
 その上で、継続事業も含め3点を掲げておられます。
 15周年記念事業として新たに国内の高校生を対象にした奨学金制度の導入、三田南独自の奨学制度ですので、素晴らしいことであります。また高校生から見た、現代世相を切り口とした意識調査をされ、次世代への希望を託すとありますが、その結果が貴重な資料となりますので、是非発表していただきたいと思います。
 三田南ロータリークラブは創設以来社会福祉事業に非常に数々の貢献をされておられ、本年は島村会長自身が、社会福祉協議会の会長もされておられますので、この運営にも参画されておられますが、障害者や高齢者とか子育ての方がたに、助言をされて地域社会に根付いた社会奉仕活動を進めていかれるという運営は、大変素晴らしいことであります。

 特にここはCLPを実施していこうとお考えで、2680地区の先行のCLP実施クラブということになるわけですので、是非とも次年度に引継ぎ、CLP実施クラブの模範となりますように、結果等中間報告願いたいと思います。

 クラブ奉仕委員会は、会員基盤の維持・拡大を最優先するとおっしゃられ、活動計画に三大奉仕に取り組むことは、非常に結構なことと思います。

 また、プログラム委員長が、三田の歴史、偉人の卓話をお願いするとされておりますが、これはやはり郷土を愛する地域活動をする上で、とてもよい計画だと思います。
 郷土史は忘れがちでありますので、是非これは卓話に取り上げていただきたいと思います。

 会報・記録・雑誌ですが、ホームページを通じて当クラブの情報を提供し、多くの人々へのアピールへつなげる・・とありますが、ネットなどの情報網をうまく活用してグローバルな世界情勢の把握と理解に務めるとしておられまして、これは今の時代にかなったことでございます。他のクラブの方がたも三田南クラブを参考にされたら・・と思います。

 職業分類・ロータリー情報委員会では、三田は多種多様の地域形態を持つ情勢にあるため、充填・未充填の職業分類一覧表を作成し、現状を把握した上で、未充填欄を満たし、合理的且つ充実した構成としたい、とされておりますことは、非常に良いことだと思います。

  職業奉仕委員会の活動方針としまして、活動は「各会員の日常の実践から」を基本方針といわれておるのは、誠に簡潔明解だとおもいます。

  社会奉仕委員会は、社会奉仕はロータリーアン一人一人が「超我の奉仕」を実証する機会である、各々が率先して行動を熾そう…炭火を熾そう、この言葉は、なかなかの言葉だと感心したわけであります。特に、のじぎく兵庫国体への参加・協力をしよう、ということや、三田市及び湊川短期大学共催の三田市民大学への協力といった、地域に根ざした計画を是非継続させていって頂きたいものです。

  新世代委員会ですが、R.Y.L.A.への参加者の推薦は、是非ともお願いしたいと思います。
 来年の3月22日から、3泊4日で香川県の与島で行なわれます。(YMCAの青少年指導者野外センターがございまして、私も何度か訪れております)
 去年は「命」、今年は「生きる」、来年は「絆」というテーマで開かれます。指導者を研修に送り込んでいただきたいと思います。

 国際奉仕委員会は、W.C.S.に対する理解を深めると共に、会長方針でもC.L.P.を研究しつつ、身の丈に合った国際奉仕活動を行おうということですが、是非実施していただきたいと思います。

  以上のようなことですが、岡本ガバナー補佐さんが、何度かこちらにこられ、調査をしておられましたが、各会員の奉仕に対する熱意が感じられるとおっしゃっておられました。
 そしてCLPを取り入れることによって、クラブの活性化が達成されると、述べられておられるわけであります。

  このクラブは会員数が少なくて、クラブ協議会では、なかなか目標達成は難しいとおっしゃってますが、独自の奨学生制度を取り入れられ、かなり負担も多いとは思います。しかし、島村会長は社会福祉協議会の会長もされておりますし、地域社会に最も貢献をされている立場におられるわけですので深く敬意を表するのであります。

  CLP制度をといりいれることによって、このクラブがきっと活力を取り戻されることになるだろうと思います。

  益々のご発展を祈念いたしまして、私のご挨拶にかえさせていただきます。

  ご清聴ありがとうございました!