皆さんこんばんは
体力、知力、精神力とまさしく高校野球の神髄というべき数々の名試合で、高校野球の素晴らしさを堪能させてくれました夏の全国高等学校野球選手権大会も、駒大苫小牧高校と早稲田実業高校との決勝再試合の結果、早稲田実業高校が全国4,112校の頂点に立ち優勝いたしました。
一方、今回の大会は、37年ぶりの決勝戦の延長引き分け再試合をはじめ、逆転に次ぐ逆転試合で観客を魅了すると共に、雨天順延も無く、甲子園球場には85万人を突破する観客で賑わったそうです。
おそらく多くの日本国中の方々がテレビ中継に酔いしれ一喜一憂の中、私は37年ぶりの再会のため、天使の都、クルンテープと呼ばれますバンコックを訪問いたしました。
当時22才であったタイ国青年が、大阪の大学に留学のため、約1年間ホームステイでお世話しました。 帰国後、毎年のようにタイ国へ来るようお誘いを受けましたが、なかなか実現できず、とうとう先方がしびれを切らして往復航空券を送ってもよいとの連絡を受け、そこまで言われては・・と、今回実現の運びとなりました。
当時は、国際交流の風潮が低く、ホームステイのはしりとも言える時代でしたが、家族一同国際奉仕の一端を担ったのではないかと自負しております。
今回、職業奉仕の一翼を担っております、蚊遣史料館に関連するバンコック市内の害虫発生状況や殺虫剤の使用実態について調べましたが、バンコック市内では、一匹の蚊さえ見つけることができない程環境整備が進み、タイ国の経済発展の素晴らしさを垣間見ることができました。
22歳であった青年も、その後立派に成長し、一人の事業家として、現在会社を経営しておりますが、私たちの滞在中は殆んど連日付きっきりの案内で接待してくれました。
国際奉仕の一粒の種が見事に実を結び、国際親善という大きな花を咲かせてくれました。
今後も健康である限り、毎年この花を咲かせたいと思います。
本日の会長談話とさせていただきます。
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