皆さん こんばんは。
先週土曜日、西宮甲子園RC40周年記念例会、日曜日は伊丹昆陽池RC15周年記念例会に、今安幹事と出席致しました。
両クラブとも、地域性を生かした個性を有したクラブですが、その歩み、軌跡をフィルムや記録に残しておられる点は、我がクラブでも見習うべき点であったと感じました。
先週の会長談話の延長線のお話になります。
プロ野球名球界入りしている、金田正一氏。彼がロッテの監督時代仙台を本拠地として日本一になったわけですが、当時選手に「一流のプロ野球選手である前に 一流の社会人であれ」 と言い、社会人としての常識を身につけるように指導していたように思います。
そして常に お天道様を拝め と口癖のように言っていました。 これは、何か悪いことをしてもお天道様はお見通しだよ という意味で、彼の少年時代、漢字の読み書きが出来ない母が、彼に教え込んだ言葉だったそうです。
後に、国鉄スワローズ、読売ジャイアンツ在籍時代に、野球賭博の誘惑、つまり八百長試合に引きずり込まれず、選手生活をまっとうできたと感想を述べておられました。
金田氏が、最近のある対談で、南無の会会長 松原 泰道氏 に「あんたは今朝、お天道様を拝んだか?」と厳しい口調で問うたそうです。
この方に、「最近の若い者はお天道様を拝め と言っても誰も笑うばかりで実行しない・・・」と悲しんだそうです。
そこで、松原 泰道氏は 旅先のあるお寺の門前の掲示板に書かれた言葉
「あなたの目は、二つしかない あなたを見る目は、無数にある」
を思い出し、それを一人称に改めて、
「私の目は二つしかない 私を見る目は 無数にある」
と、後日金田氏に送ったそうです。
いずれにしましても、太陽を拝まなくても、誰でも自分の生活に暗いところが無いよう、自分自らをリードしていきたいものです。
ロータリアンである我々は、その点を特に強く意識したいものです。
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