4つのテスト
  1.真実かどうか。2.みんなに公平か。3.好意と友情を深めるか。4.みんなのためになるかどうか。
今回例会プログラム
次回例会プログラム

6月10日
700回記念例会として会員増強の
       具体的行動計画の例会

6月17日
クラブ協議会

今日のソング
「 それでこそロータリー 」

張 路様(米山奨学生)

坂口会員

 
■2004年6月3日(木) 晴れ  第699回  No.42
点鐘(18:30) お客様
柴田会長

張 路様(米山奨学生)

 「 君が代 奉仕の理想 」
■会長談話
皆さんこんばんは

 本日は、三田南、米山奨学生、張 路さんがお見えです。 後程自己紹介をいただきます。

国際大会への出席ご苦労様でした。 166ケ国より47,000人余の登録があったと聞いております。 昨年のオーストラリアブリスベン大会は、直前にサーズ問題が発生し、大会は財政的にも困惑したそうですが、今回はその分も含めて帳消しにしたようです。

 ロイヤルホテル国際会議場、大阪ドームと精力的に移動できればもっと親睦、交流を深める場になったかと思います。 いずれにしても世界には120万人もの会員がいるということですね。

 当クラブの日下会員が三田市商工会会長に、又、島村会員が社会福祉協議会副会長及び福祉法人わくわく村の理事長に、各々就任されました。 おめでとうございます。

 会員一同で祝福しますと共に体調に十分ご留意下されて、益々のご活躍をご祈念申し上げたいと思います。

 先日、クラブ奨学生の最終面接を行い、5人の奨学生を16年度生として内定しました。 大学生1名、高校生4名です。次週の700日例会にお見えいただき、会員の皆様にご紹介させていただくように準備しております。

 又、RCとはどんな所か?とお二人のお客様もお迎えする予定です。 もしそのような友人がおられたら、次週創立700日の記念例会に是非、お誘いいただければと考えております。

 有り難うございました。


■幹事報告
フィリピン青少年育英会バギオ基金より 礼状を戴いております
2 記念誌を頂戴しています 淡路三原RC40周年 川西猪名川RC 宝塚武庫川RC各25周年
3 三田RCより 週報を頂戴しております

■委員会報告
●出席委員会
会員数 出席会員 出席率 前々回修正
出席率
24名 20名 83.3% 83.3%
 
本日の欠席者: 荻野 関口 林田 森本各会員
前々回のメークアップ: 大前 岡本各会員
誕生日のお祝い: 坂口会員


■ニコニコ
柴田会長 国際大会出席の皆様ご苦労様でした。 シークレット1等を含めて
下山会員 荻野さんお世話になりました 味地 今安 大上 大前 坂口 島村 東野各会員 ご苦労様でした
中島副会長 シークレット商品 有難う御座いました
東野会員 世界大会では皆様にお世話になりました
古門会員 日下会員 商工会会長 おめでとう御座います
坂林会員 日々の出来事に感謝
坂林会員 シークレット欠席分
梅園会員  シークレット欠席分
今安志保様 日下様大変有難う御座いました 国際大会とても楽しませていただきました 貴重な体験をさせていただきました事感謝しております

■本日のプログラム

 米山奨学生 張 路様の自己紹介

 皆さん、今晩は。 初めまして、米山奨学生の張 路です。今は関西学院大学商学研究科の修士2年生です。 マーケティングを専攻しています。今年米山奨学生として選べられて、本当に心から感謝しています。 この一年間よろしくお願いいたします。
簡単な自己紹介をさせていただきます。

 私は中国で95年に短期大学を卒業して、出身地である青島で日本の独資企業に就職していました。 会計を勉強していた私は日本語がまったくわかりませんでした。 通訳を通して上司と話しすることがすごく不便と思い、入社2週目から日本語を独学し始めました。 一年程経ったら、皆の話しがなんとなくわかるようになり、簡単な話しもできるようになりました。 日本語に対する興味もどんどん上がる一方でした。 日本人、日本の社会がもっと知りたいと思いました。 また、会計の仕事をすればするほど、私はこの仕事に向いてない、もっと自分の能力を上げたいと思うようにもなりました。 97年の秋、日本への留学を決心し、98年の4月に夫と(当時彼氏でした)一緒に日本に来ました。 まず日本語学校に2年間通いました。 今振り返って見たら、日本語学校の2年間は本当に苦しかったです。 生活費を持って来ていましたが、日本の物価は想像以上高かったため、お金を使うのが怖かったです。 やっとアルバイトを見つけましたが、日本人の日本語は当時の私にとって、すごく速く感じました。 聞き取れませんでした。 毎日ビリビリ緊張していました。 もちろん悪いことばかりではありません。 時間が経つにつれ、友達もできるようになり、今まで本当にいろんな人に助けてもらいました。 交通事故にあったとき、大学に入るため、貯金を全部使ってしまって、生活費も足りなくなったとき、やさしい日本人が助けてくれました。 だから、私は日本にきてよかったと思っています。 苦労をしてよかったと思っています。 2000年に自分が希望していた大学に無事にはいり、3年間で卒業ができました。 2000年から日本人の家庭でホームスティを2年間近くさせていただきました。 同じお風呂に入り、同じテープルを囲んで食事をしていました。 日本人の考え方、日本の社会についていろいろ教えていただきました。 自分が日本の社会に入り込んでいると感じるようになりました。 今でも、家族のようにしています。

将来、ファッションビジネスをやりたいと思っていましたので、大学院に入って、中国のファッション市場における日本アパレル企業の戦略について勉強しています。 今の目標はしっかり専門知識を勉強して、自分の納得できるような論文を書くことです。

5月16日、神戸のYMCAで初めて奨学金をいただきました。 重たかったです。 お金30万円はもちろんも重たかったですが、私の気持ちも重たかったです。 この奨学金は皆様の寄付で成り立つ奨学金で、私たちはお金以外に、皆様の人を助けるというすばらしい精神も受け取っています。 もっと頑張らないと、皆様に申し訳ないと思いました。 私も小さいことから、他人に役に立つことをしなければならないと思いました。

この一年間、もっともっと皆様からいろいろ勉強をしたいと思っています。よろしくお願いします。


 会員卓話【芳名録の書き方:書家 坂口雅彦】

氏名と住所と言うのは、手紙や冠婚葬祭等の芳名録など結構書く機会が多いものです。

特に芳名録への揮毫は、受付の方の目もあり、人前で度胸よく、さらっと書くのは至難の業です。

揮毫に際して、首を傾げて躊躇したり、空で何度か練習してみたり、中々勇気のいるように伺えます。

色々な方面で経験豊富なロータリアンの皆さんは、きっと例外と存じ上げますが、如何でしょうか。

お手元の資料をご覧願います。

僭越ですが、皆さんの氏名と住所の参考手本を揮毫してみました。

氏名の方は小筆書きで楷書と行書、ペン書きで行書の計三種類書いてみました。

住所の方は小筆書きで行書、ペン書きで行書の計二種類書いてみました。

何れも手紙や芳名録を書く際の参考までにと思い、縦書きで書いています。

日本には、昔から暑中・寒中見舞、年賀状などの手紙や葉書を認めたり、中元や歳暮などの膝附といった風習があります。

これらは何れも、人として、心を通え合える大切な機会であり、手段なのです。

最近ではこれを履き違えて、虚礼廃止などと言って、省略する由も無きにしも非ずです。

慌しい現代において、活字で印刷した文章を送り付けたり品物を送り付けすることは、合理化を図ったり

、また、数多くの先様に対しては止むを得ないことかも知れません。

しかしながら、情操教育の一環に携わるものとして、声を大にして言いたいのは、意思の疎通を図り心を通い合える大切な機会だからこそ、肉筆を交えたり、足を運んで直接御目にかかることが大切な訳で、手間や時間を決して惜しんではならないと思うのです。

少し脱線してしまいました。芳名録を書く上でのポイントは次のようなことに気を止めて書いて下さい。

・ 行が歪まないように、行を通して(真直ぐ)書く。

・住所を小さめに書き、氏名を一回り大きく書く。

・ ひらがな・カタカナ・数字は漢字よりも一回り小さく書く。

・ 画数の少ない漢字は、他の漢字よりも少し小さめに肉太に書く。

・ 氏名は堂々と思い切って書く。(但し、枠からはみ出ないこと・弔辞の折は控えめに)

★ 字が上手に書けなくても、心を込めて丁寧に書く。(必ず気持ちは通じることを信じて)

皆様個々の氏名や住所の書き方を説明したり、漢字の部首別に書き方の要領を説明したかったのですが、限られた時間内には無理なようです。

また機会がありましたらお話ししたいと思います。

残り時間は質疑応答に代えさせていただきます。

本日は貴重なお時間を割いていただき誠にありがとうございました。     以上