4つのテスト
  1.真実かどうか。2.みんなに公平か。3.好意と友情を深めるか。4.みんなのためになるかどうか。
今回例会プログラム
次回例会プログラム
2月19日
15周年記念事業フォーラム
2月26日
外部講師卓話 ・ SSD
今日のソング
「 われら日本のロータリアン 」
柴田会長
岸田会員
 
■2004年2月12日(木) 晴れ  第685回  No.29
点鐘(18:30) お客様
柴田会長  無し
 「 四つのテスト 」
■会長談話
皆さん こんばんは

本日はお客様がおられません。身内で気軽に参りましょう。

先日、地区大会が無事終了致しました。

二日間に渡って受付業務をお手伝い頂きました会員の皆様、そして司会を担当頂きました今安博子さんに御礼申し上げます。 有難うございました。

三田南RCは、24名中19名に出席いただきました。お隣の篠山RCがホストとして行われた今大会は、過去のどの大会よりも充実した内容と、きめ細かいホストとしての対応に素晴らしいものがありました。

一つ一つのプログラムの内容は後日記念誌等でご覧頂けると思いますが、前川RI会長代理の“わかりやすいロータリアンとしてのあり方”としたメッセージ。 河合兄弟の映画「森の学校」。 河合隼雄文化庁長官の日本人の文化に対する意識を説いた講演。ひょうご民俗芸能、楽空間のよさこいソーラン踊り等々。サブテーマ「ふるさと」に沿った企画、運営を行われた篠山RCの会員各位に心から敬意を表したいと思います。

総ての会員が力を合わせ、会員自身が大会を楽しまれていたようで、これこそ「親睦の神髄」かと感心させられました。「和を以って尊しとなす」。「意志あるところに道あり」。

ロータリーライフを改めて考えさせられました。

今日、コ・ホストとして大した協力も出来ませんでしたが、よき思い出を作って下さいました「感動の地区大会」に感謝しながら談話を終わります。 失礼致しました。


■幹事報告
ザ・ロータリアンが参っております
ガバナー事務所より 地区大会参加へのお礼が届いております
週報を神戸有馬RCより頂戴しております

■委員会報告
●出席委員会
会員数 出席会員 出席率 前々回修正
出席率
24名 20名 83.3% 休会
 
本日の欠席者: 関口 荻野 森本 日下各会員
前々回のメークアップ: 


■ニコニコ
今安博子様 地区大会では三田南会員様 会長様や会員様の笑顔に支えられて 無事大役が終わりました。有難う御座いました。次回来る4月10日は自分なりに頑張りますので宜しくお願いします。
柴田会長 地区大会では今安博子さんにご協力いただきました ご苦労様でした
柳田幹事 地区大会のご参加有難う御座いました
岡本会員 米山参りの写真 有難う御座いました
東野会員 岡本様 昨年の米山の写真を戴き有難う御座いました
古門会員 写真を頂いて
下山会員 写真を頂いて
谷郷会員 結婚祝いを頂いて
岡本会員 柴田さんお世話になりました
大上会員 誕生祝を頂いて
梅園会員 誕生日祝いを頂いて  岡本様写真有難う御座います

■本日のプログラム

 卓話  岸田会員

こんばんは  早いもので、私が当クラブに加入させていただき、1年が経とうとしています。中間管理職の性で、なかなか自由がきかず、例会参加率が低いことをこの場をお借りして謝罪させていただきます。

さて、昨年の5月ごろ1度卓話のお時間を頂戴し、先回は、リスクマネジメントについてお話させていただいたことかと存じます。今回は、何にさせていただこうかといろいろ考えましたが、どうしても保険業界に関わることになってしまい恐縮ですが、「生命保険を上手に使った役員退職金プラン、並びに企業年金について」少し勉強したいと思います。本職の下山先生の前で大変恐縮ですが、税務関係のことも語らせていただきますので、もし間違っていたりしたら、ご指摘下さい。知らないと損することですので、当然ご存知の方が多いとは存じますが、よろしくお願いします。

本題に入る前に、保険会社のすみわけについて整理しておきます。保険会社には、生命保険会社と損害保険会社があることはご存知のことと思います。ただ、以外とどう違うのか漠然とされている方も多いのではないでしょうか。本日、私がお話しますことは、どちらかというと、生命保険会社がよくする話しですが、私は、損害保険会社の社員です。

私の所属する会社は、元同和火災海上保険?であり、損保業界再編のなか、H13.4.1日本生命の損保子会社ニッセイ損保?と合併し、現在のニッセイ同和損害保険?が誕生し、ニッセイグループの損害保険分野を担っております。生保と損保の違いを簡単に言いますと、人の病気に関わる生死を扱っているのが生保、人のけが、物の損害(火災保険)、賠償(自動車保険)を扱っているのが損保です。その中間的な分野が第三分野と呼ばれ,ガン保険、医療保険(病気やけがで入院したときの費用をカバーする)は生保、損保とみに販売しています。

また、ややこしいですが、これに今度は銀行が関わってきます。1月からスタートしました金融審議会で議論されています、「金融機関窓販の規制緩和」です。現在、銀行の窓口で融資に関わる火災保険、生命保険は既に販売されています。3月には方向性を出すといわれていますが、生保・損保商品を全面解禁しようという主旨ですが、銀行にとってはおおきなフィービジネスであり、近い将来全面解禁にはなるでしょうが、保険業界の強い反対のもと、当面は順次解禁となりそうな雲行きです。何故かと申しますと、既存販売チャネルへの配慮からきているものです。

前置きが長くなりましたが、それでは、お手元にお配りしました資料のうちまず、「役員退職金のシ準備はお済ですか?」をご覧下さい。

表紙に書かれていますのは、これは、税法上退職金で受け取るのと、報酬で受け取るとでは、同じ金額でもこれだけの違いが発生することを表したものです。

次ページをめくってもらいますと、退職所得にかかる税金が税制上優遇されていることを説明したものです。ご覧の通り、退職所得控除がこんなにあります。

では、その退職金の原資準備は大丈夫でしょうか?今、変な話ですが、退職金倒産というのが出てきているとのことです。要は退職金を払ったら事業資金がなくなってしまうということです。また、オーナー社長など自ら苦労して立ち上げてきた会社にもかかわらず、自身が引退するときに退職金がないという悲惨なケースも出てきているようです。そうならないためにも、上手に今の税法を利用しつつ、事前準備が必要になってきます。

では、退職金の適正額はいくらくらいなのでしょうか。では、もう1枚の「適正退職慰労金水準をご存知ですか」という資料をご覧下さい。左側を読みます。…

では、皆さんの退職慰労金がいくらになるか各人やってみてください、功績倍率は3倍でやってみましょう。下段をご覧下さい。一覧表になっています。

最後に、どうやって資金を作るかということですが、生命保険をうまく活用して退職慰労金の準備をすることをお勧め致します。最初にお話しましたように、役員報酬と退職金との税金の差を考えると、役員報酬を大きく下げ、生命保険の保険料を捻出し、将来退職金として受け取るほうが、かなり有利になるケースが多いです。ご用の際には、是非お声かけ頂きますようお願い申し上げます。日本生命の専門家を必要に応じて連れてまいります。

また、参考までに、「オーナー社長は2度退職金をもらえます。」も後程、ご覧頂ければと存じます。

企業年金について

日本における代表的な企業年金制度には、これまで、厚生年金基金と適格退職年金がありました。特に適年は設立が容易な上に、掛け金が全額損金扱いされることから退職一時金の社外積み立てとして中小企業を中心に幅広く普及しています。しかし、バブル崩壊後、年金資産の運用利回りが極端に悪化し、予定運用利回りが下回るだけでなく、年金資産がマイナスになるという事態も数多く発生しています。年金資産の運用悪化によって発生した積立不足は各企業自身が穴埋めしなければならず、企業の負担増が続いた企業業績へも大きな影響を与えるようになってきました。

一方、適格退職年金は平成24年3月31日までに廃止され他制度へ移行しなければなりません。平成24年がまだまだだと思っていると大変なことになります。先ほど述べました運用環境の悪化により企業負担がますます増大していくからで、適年の移行は中小企業にとって足下の経営課題といえます。

移行は、解約か他制度への移行しかありません。解約した場合は、積立金は従業員に分配され「一時所得として取扱われる。(個人の税負担発生、一時的な所得水準の上昇)。移行の場合は一旦積立金を会社で受け取り新しい制度へ払い込む。課税関係は免れるが、移行先制度が限定されている。(確定給付企業年金、確定拠出年金、中小企業退職金共済、厚生年金基金)移行しやすさから言えば、中小企業退職金共済となるようです。先ほど申しましたように、かなり大きな経営課題であろうと思われますので、適年加入企業の方は、早期に対策を打つ必要があろかと存じます。
                                                以上