2011/02/17 午前 厚生労働省訪問
訪問者:3団体代表6名
臨床心理職国家資格推進連絡協議会=鶴光代(会長)、奥村茉莉子(事務局長)
医療心理師国家資格制度推進協議会=織田正美(会長)、宮脇稔(副会長)
日本心理学諸学会連合=市川伸一(理事長)、野島一彦(副理事長)
訪問先:厚生労働省社会援護局障害保健福祉部精神・障害保健課
内容:要望書(案)を持参して、内容に対する意見を求め、資格創設への協力をお願いした。
1時間で訪問は終了。厚労省としては政局が不安定な現状では積極的には動きにくいが、情報交換はきちんとやっていきたいとのこと。
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2011/02/22 午前 鴨下一郎自民党衆議院議員(元環境大臣)訪問
訪問者:医療心理師国家資格制度推進協議会=織田正美(会長)、宮脇 稔(副会長)松野俊夫(事務局次長)
内容:医師団体の反対が無く、心理職の当事者団体間に反対が無ければ資格はすぐにも作れる。
現状で議員が調整を引き受けるわけにはいかないが、認定協会との関係調整も大切である。
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2011/02/22 昼 櫻井充民主党参議院議員(財務省副大臣)訪問
訪問者:3団体代表
内容:資格には賛成だが、個人的には資格は学部卒でいいと考えている。
大学院に進学させる経済的に恵まれた者しか受験できないのは問題が大きい。
大学卒時点で受験し、その後現場での研修を受けるのがよい。
汎用性の資格でなく医療保健領域のみでよいと思う。
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2011/02/22 午後 文部科学省スポーツ・青少年局学校健康教育課健康教育企画室
訪問者:3団体代表
内容:認定協会との調整が大切です。
あとは不安定な政治情勢です。
現任者等の経過措置として講習を受講して受験してもらう方法もある。
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2011/03/10 午後 坂口力公明党衆議院議員(元厚生労働大臣)訪問
訪問者:3団体代表
内容:当事者の関係団体がまとまったのだから、具体的な法案作りを進めて、来年の次期通常国会に法案提出する方向で協力したい。
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2011/03/11 午後2時46分 東日本大震災発生
坂口元大臣の力強い支援のお言葉を受けて、法案作りに向けた取り組みを3団体で確認した翌日のことでした。
震災発生以来、3団体は資格創設のためのロビー活動は休止している現状です。
しかし、要望書については3団体が持ち帰りそれぞれに検討を進めています。
・医療心理師国家資格制度推進協議会では要望書案に対して反対意見はありませんでした。
・日本心理学諸学会連合は要望書の文言を審議するために5月7日(土)に臨時理事会を開催して要望書案について協議し、承認されました。
・臨床心理職国家資格推進連絡協議会では今後さらに要望書案について協議する予定とのことです。
・日本心理臨床学会では、4月17日、三団体要望書案を理事会で了承したそうです。
3団体すべてが要望書(案)を承認し、(案)が外れて、初めて要望書が完成することになります。
本ページ末に要望書(案)を示します。
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2011/05/07 第13回3団体会談(要旨)
出席者:3団体代表者
会談内容:
1)国資格の早期実現について
1)第12回会談(2011.3.31)以降の各団体の経過の報告
・日心連:要望書(案)について加盟学会にアンケートをしたところ、臨時理事会開催の請求が行なわれ、5.7に臨時理事会を開催した。
審議の結果、要望書(案)が承認された。
・推進連:要望書(案)について4/9に全体会が開催されたが、結論が出るには至らなかった。
・推進協:要望書(案)について加盟団体から特に異論は出なかった。
2)今後の進め方について
@要望書(案)について
・要望書(案)について現在の三団体の状況からして、まだ「(案)」は取れないが、「(案)」のままで関係機関等に相談にいくことはできるということが確認された。
・要望書(案)には記載されていないが、「国家資格についての三団体共同見解案(修正案)」の補足事項として記載されていた「経過措置」に関連して、受験資格について議論し、今後もさらに議論をしていくこととなった。
Aカリキュラム案について
・日心連は、2010.12.23の理事会で独自の案をいったん可決したが、2011.5.7 の臨時理事会で、今後も引き続き積極的に検討していくことを申し合わせている。
推進連は、既に中間報告は出しているが最終案はまだ出していない。
推進協は、独自の案は作成していない。
・ 2011.5.7の日心連臨時理事会で、日心連が2010.12.23の理事会で独自に作成したカリキュラム案を日心連内外で積極的に擦り合わせを行なっていくことが確認されたことから、日心連より推進連、推進協に日心連カリキュラム案を提示することとなった。
B政治家,官庁への働きかけについて
・ 3.11発生の大震災対応のため、政治家、官庁への働きかけは積極的に行なえないということを再確認した。
Cマスコミへの働きかけについて
・3.11発生の大震災のため、マスコミに働きかけられる状態ではないということを再確認した。
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2011/06/12 全心協役員会開催
全心協ニュースNo66にて紙上総会開催を決定。
役員改選について宮脇会長以下役員は原則留任の方向を確認。
2011/06/12 日本臨床心理士会の役員選挙
村瀬会長留任が決まり、資格推進の方針継続。
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2011/06/19 日本心理学諸学会連合(日心連)理事会開催
選挙により理事長、副理事長、常任理事等が決定。
新理事長に日本発達心理学会理事長である子安増生氏が選ばれる。
副理事長には鶴光代推進連会長、織田正美推進協会長が選ばれる。
日心連の役員選挙結果を受けて、3団体会談メンバーの日心連代表は、市川伸一旧理事長および野島一彦旧資格担当委員長にかわり、子安増生新理事長および資格担当委員長(未定)が参加される予定ですが、資格推進の方向性は変わりありません。
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以 上
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