7th Album Revolution

1991年10月5日

  1. Revolution   6. 桜
  2. 絆   7. 負けるな
  3. Wednesday Moon   8. BOXER
  4. LOVE IS ALL   9. 幻を止めて
  5. La vie en rose 〜心の旅〜   10.どうしようもないくらい
 
 今までの彼のアルバムのイメージから一線を画すようなイメージを受ける、ヒジョーに躍動感を感じるアル
バム。それは表題曲「1.Revolution」のサウンドにも表れていると思います。人は明日を探し続ける旅人なん
だよなあ、と気づかされるロックチューン。つづく「2.絆」はミディアムテンポな一曲。風の中でそよぐ紙飛行
機に乗ってるような感覚だなあ。ここからシングル2連発!「3.Wednesday Moon」はなんだかすごく刹那的な
愛を歌っているような気がするロックチューン。つづく「4.LOVE IS ALL」は、たとえ明日がどんなにつらいも
のになろうとも、誇りにまみれた愛を探していこうよ!というラブバラード。「まず愛ありき」っていう生き方っ
て大事かもしれないな〜。「5.La vieen rose」は都会の生活で疲れた心を癒す旅に出よう!っていうロックチ
ューン。「6.桜」はミディアムテンポで展開される一曲。なんか桜の咲いている風景ってある種独特の神聖な
ものを感じますね。「7.負けるな」は軽快なサウンド。このアルバムにはノリを重視する曲が多いんだけど、
個人的に彼はやっぱりバラードだ(笑)。「8.BOXER」はタップのようなメロディーに乗せて歌われた一曲。小
さな町のボクサーが大物になっていくうえでの苦悩を描いた一編なのです。「9.幻を止めて」はスローバラー
ド。やはり彼にはこういう雰囲気のある曲が似合うなあと思ってしまうのです(笑)。そしてラスト「10.どうしよ
うもないくらい」はブラックミュージックを意識した一編。どうしようもなく悲しい夜の男の心情を歌い上げてい
る作品です。なんか彼の中の世界が広がったような、そんな戸惑いの印象を受けてしまうアルバムですね。
 
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