1stアルバム
 ヒジョーに時代を反映してるというか、打ちこみサウンドが目立つデビューアルバム。
何曲かはまだ他の作詞家に詞を委ねている。「1.SPUNKY DANCE」はスーパーポップ。
「2.セルロイドシティも日が暮れて」はうまく都会の黄昏のもの哀しい感じが出てる。デビ
ューシングル「3.テレビの中に」はポップさ溢れる楽曲だが、テレビの中の人物に本気
で恋してしまった主人公。ちょっと考えるとアブナイ(笑)。「4.ARE YOU READY TO BE」
はサビのところが何度も聴いてくるうちにクセになる。「5.悲しきGRADUATION」はタイト
ルに反してポップな曲だが、詞は悲しい別れを歌っている。そして彼の裏声が聴ける
(笑)「6.TOP SECRET」、ディスコ店員が女の子に一目ぼれしてしまう「7.恋するDISCO
MAN」を経て、このアルバムで一番好きなメロディー「8.GOOD NIGHT」へとたどりつく。
この曲に出てくる女の子は「自由奔放な愛」に生きる人なのだけど、そのことさえ受け
入れてしまう男に大人を感じる(悪く言えば意気地なしなんだけど(笑))。「9.FAIRY TA
-LE」は疾走感あふれるスピードチューン。この曲もサビが好き。ラスト「10.MEMORIES
OF FUTURE」はボクの好きなもうひとつのメロディー。後半の盛り上がり方にジーンと
来る。まだ見ぬ恋人への愛を歌ってるんだけど、こんな感覚持ったことボクもあるなあ。
「テレビの中に」
1987年4月25日
 
 
1. SPUNKY DANCE 〜賑やかな週末〜
2. セルロイドシティも日が暮れて
3. テレビの中に
4. ARE YOU READY TO BE 〜着衣のままで〜
5. 悲しきGRADUATION
6. TOP SECRET 〜誰にもしゃべるな〜
7. 恋するDISCOMAN
8. GOOD NIGHT
9. FAIRY TALE
10.MEMORIES OF FUTURE
 
 
 

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