屋根・外壁工事





屋根工事(板金屋さんの仕事)とは?
屋根工事には、色々な種類がありまして茅(かや)葺き・藁(わら)葺き・柾(まさ)葺き・瓦(かわら)葺き・鉄板葺き・etc・・・
その中で、私達が行うのは「鉄板葺き」です。
その中にも、色々な種類の葺き方があり代表的な物としていくつか紹介します。
まず、四つ切り葺き最近では無くなりつつあります(おもに農家の納屋など)
    長尺葺きポピュラーな葺き方(一般住宅の平らな屋根など)
    長尺横葺きポピュラーな葺き方(一般住宅三角屋根など)
    長尺瓦棒葺き(おもに学校の体育館など)
    折板(せっぱん)・ルーフデッキ(工場や車庫・カーポートなど)
    まだあげれば沢山あります。 

    こう言った葺き方は、屋根の形・立地条件・デザインなどに合わせて選択する物だと思います。
長尺葺き 長尺横葺き 折板・ルーフデッキ 銅板葺き

























長尺葺き比較的どんな屋根(一般住宅)でも使用されています。

@先ずは、ルーフィングこれをキチンと敷かないと結露などを起こしやすい A破風(はふ)、淀(よど)(唐草(からくさ)とも言います)を釘打ちする。これが一番外見で見える部分なので釘打ちも慎重に!! Bそして屋根材これもまた一番重要、コーキングなどを入れて防水
Cハゼ締めこれは材料同士のつなぎ目なので中に防水テープが入っていて写真の締め機を使って2回締める。 Dそして、傷などがないかチェックしてきれいに清掃して  
完成!
※ちなみに写真はU型ダクトの施工例です。

※細かく説明すればまだまだありますが基本的な長尺葺きの流れです。  























長尺横葺き 一般住宅の三角屋根ではポピュラーな葺き方
 もともとは壁を張る材料として普及してきた材料

@ルーフィングこれも長尺葺きと
同じでちゃんと敷かないと結露などの原因に!
A天窓などの部分にはコーキングなどでシール(防水)する。 B足場を組みながら葺いて行けるので安全!
C各部分を点検して清掃して
足場をはずして
      完成!
※もちろん天窓の周りなども点検。 ※これはお寺の横葺きの例です。























折板 一般に工場・カーポート・車庫
鉄骨の建物に多く使われている

※一言で折板と言ってもいくつもの形状・葺き方があります
上の写真は40メートルほどの長さの材料なのでクレーン車を使い一本
づつ葺いていく工法です。
下の写真は軒先(水下)が丸く下に下がっているタイプでラジアル型と
言います。


























銅板葺き

珍しい屋根の葺き方銅板葺き
これはおもに、神社・お寺などの屋根に用いれられる工法で
薄い銅板を10p×30pぐらいの板に切り、水下から水上へ
ちょうど魚のうろこのように葺いていきます。
材料の1枚が小さいので、屋根の大きさによって数百枚から数千枚
の材料を使います。
※このれは施工中の写真なのでピカピカ光っていますが、年月が経つと
銅板特有の錆(緑青)がでて落ち着いた風合いを出してくれます。



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