木下貴雄

正社員転換制度規程

  • 当社のパートタイマーの中には、子育て等の環境が変わったりして、「正社員になりたい」と言う者もいます。その都度、対応していたのですが、今後のことを考えると、パートタイマーから正社員への転換に関する取扱いのルール(就業規則)を定めた方が良いように思います。どのような内容を定めるべきでしょうか?
  • パートタイマーから正社員に転換する制度について、就業規則(正社員転換制度規程)で定める内容はいくつか考えられます。

正社員転換制度規程

パートタイマーから正社員への転換を効率的に進めるために、次の内容を検討してはいかがでしょうか。

  1. 対象者の要件(所属長の推薦など)
  2. 正社員転換試験の内容(面接試験など)
  3. 転換試験の申請の受付時期、受付方法
  4. 転換試験の合否の通知方法

キャリアアップ助成金(正規雇用等転換コース)

キャリアアップ助成金の正規雇用等転換コースの申請をする場合は、就業規則に、次の規定を設けていることが条件になっています。

  1. 試験等の手続き
  2. 対象者の要件
  3. 転換実施時期

キャリアアップ助成金(正規雇用等転換コース)受給のための規定例

下の規定は、キャリアアップ助成金のパンフレットに掲載されている規定例です。

第○条(正規雇用への転換)

  1. 勤続○年以上の者又は有期実習型訓練修了者で、本人が希望する場合は、正規雇用に転換さ せることがある。
  2. 転換時期は、毎年原則4月1日とする。
  3. 所属長の推薦がある者に対し、面接及び筆記試験を実施し、合格した場合について転換することとする。

第○条(無期雇用への転換)

  1. 勤続3年未満の者で、本人が希望する場合は、無期雇用に転換させることがある。
  2. 転換時期は、毎年原則4月1日とする。
  3. 所属長の推薦のある者に対し、面接及び筆記試験を実施し、合格した場合について転換することとする。

正社員転換制度規程 サンプル(雛形)のダウンロード

キャリアアップ助成金を受給するだけなら、上の規定例をそのまま就業規則に追加すれば良いでしょう。

キャリアアップ助成金の受給だけではなく、もっと真剣に取り組みたい会社のために、正社員転換制度規程のサンプル(雛形)をダウンロードできるようにしました。ついでに、無期転換制度規程のサンプル(雛形)も用意しています。右クリックをして、ダウンロードしてください。

なお、これらは、キャリアアップ助成金(正規雇用等転換コース)の受給を約束するものではありません。助成金については、就業規則の規定に求められる内容が変わることがありますし、事前に計画書を提出するなど、就業規則の他にも様々な要件が設定されています。

助成金の申請をする際は、必ず、事前に窓口で受給要件を満たしているかどうか、ご自身で確認してください。これらのサンプル(雛形)は自己責任で、ご自身の判断でご利用ください。

サンプルの内容を確認して、もし、期待していた以上の内容でしたら、このページの最上部の「就業規則作成塾」や「らくらく就業規則作成」等をご利用いただければと思います。こちらもきっと満足していただけると思います。

なお、当事務所では、助成金のサポートは行っておりません

諸規程の作成について