花粉症対策として、従来系統より花粉の排出量が20%のスギを生産しております。
さらに、花粉を全く出さない系統も、2005年に発見されました。数年後には生産が開始出来ると思われます。

また、2005年春より、花粉の少ないヒノキも生産開始しました。出荷は2008年春からになります。現在県の試験機関で検証中ですが、こちらも、花粉量は従来系統の20%位になると予想されます。


左は花粉の少ないスギの採種園。右側は花粉を全く出さないスギ、2005年7月8日撮影。現在、この写真に写っているだけで、挿し木で増やした無花粉スギ全部です。今後このスギを育て種子を採り、無花粉スギの苗木を出荷出来るように、保全センターの職員が頑張っています。



小花粉スギのコンテナ苗生育状況