第24巻5号 |
絵手紙同好会 (写真 山口玲子) |
開花が遅れた桜の時期も終わり、過ごし良い新緑の五月となりました。
少し前になりますが菱の実会総会に出席しました。当日は、多くの方々とお話し
が出来、有意義のある一日となりました。総会へ出席するたびに過去の総会を
思い出します。私は退職前の4年間(2002年〜2006年)は、菱の実会総会の
受け入れ側でみなさまのお世話をさせていただきました。この時代に退職され
た諸先輩は、戦後の困難な時代を乗り越えられた方々で、年に一度の総会を
心待ちにされ、心から楽しまれておられました。私自身は接客をしながら諸先輩
にお会いし、お話しが出来ることを楽しみにしておりました。
私は勤続41年で三菱電機を退職し、その後ライフサービスに出向し転籍となり
ましたが、その時に菱の実会へ入会をしました。長きにわたり三菱電機に育てて
いただき、今の自分があるのは会社のおかげと心から感謝しております。
現在、備後地域企業の定年退職者の会のお世話をさせていただいておりますが
交流を深めで気づくことは、我社は、どこの企業と比べても社員を大切にし、
在職中はもとより、定年後においても安定した生活が出来ていることには、深く
感謝しなければなりません。定年後においても菱の実会(OB会)に影となり日向
となっての援助は感謝の一言です。
その環境の中で入会者も少なく会員の減少に至っております。世の中は、百年
時代とも言われ高齢でも健康に生活されている方はたくさんおられます。
きっかけを見つけては外に出る「元気」をお互いに持ちたいものです。
菱の実会に入会されておられない方、今からでも遅くはありません、入会を考え
てみられては如何でしょうか。入会しご一緒に活動しましょう。心よりお待ちして
おります。
福山菱の実顧問 島田博明
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