占星術殺人事件 (2001.9.25)
水晶のピラミッド (2001.12.14)
アトポス (2001.12.14)

占星術殺人事件


この作品を読む前に僕は某金田一少年の漫画を読んでいました。 知っている人も多いでしょうが、「占星」のトリックが そのままパクられているんです。それと知りながら読んだの ですが…ダメでした。メイントリックはもちろん細かい所まで 同じなんですもの。正直、読んでて退屈でした。
いや、御手洗シリーズは好きなんですよ。「異邦の騎士」とか もう大好きです。ただ「占星」だけはダメです。やっぱり 事前にトリックを知っていたからでしょう。石岡くんの 京都での活躍なんて、なにやってんだとしか思っていなかった ですから。
僕は本を読み返すことをよくやりますが、これはトリックを 知っている状態にも関わらずつまらないと思ったことはない です。この差はなんなのでしょう?読み返しの時は 初めて読んだ時のワクワクが残っているのでしょうか?


水晶のピラミッド


最初はこの話はミステリーじゃなくてホラーかなぁと 思いました。でもちゃんとオカルトをいれる事無く 解決までもって行ったのはさすがだなぁという感じです。 古代エジプトの話は余計だと思ったが面白かったから良。


アトポス


無駄に長い。3分の1くらいの分量になったんじゃないかと 思えてしまう。読者はもうレオナが犯人とは 思わないのだからレオナが犯人っぽい描写のところは あんなに要らないとかと。確かにドキドキしながら 読みましたけど長すぎて途中で読み飛ばしながら 読んでしまいましたよ。トリックにもちょっとガックリ。






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