FUJII-YUKIO Original Alpen Botanical Collection

 

高山植物原画展

 
 

早春・残雪の間から春の訪れを告げるように可憐な花たちが次々と春の息吹を山中に放つ。そして気温の上昇と共に「待ってました。」と言わんばかりに樹木の若葉が顔をのぞかせ、数日後には辺り一面初々しい緑と化し、薄い緑と濃い緑が眩しいほどのコントラストを見せてくれる。
日ごと鮮やかになる新緑から後押しされるような不思議な"力"を感じこの地で花と向き合って、早20年。
湿地帯に腰を下ろし水芭蕉を描いていたら自分が少しずつ沈んで花との目線が近づいていた事、山百合の茎が折れていたのでバンドエイドで起してあげたり、蛍ぶくろから急に蜂が飛び出してビックリしたこともみんな懐かしい思い出としてよみがえって来る。
「なぜ京都から志賀高原なんですか?」とよく聞かれます。一度行ったら二度、三度足を運びたくなる程 魅力のある場所。
夏の高原でそよ風に吹かれてスケッチをしていると優しい気持ちになれる。人が自然を愛し優しく見守っていく環境さえ作れば自然は恩返ししてくれる。日ごろから温かな心を育まなければならないと気付かせてくれる。 
みなさまにお会い出来るのを楽しみにお待ち申し上げます。


   
  ホテルのエントランス横にて開催しております。
 


↑1昨年の志賀高原プリンスでの展示風景
  その他、下記場所においても、商品の販売を致しておりますので、ぜひご利用ください。
 
  東館山山頂 レストラン売店(写真は昨年の風景)  
     


 

 


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