リーダー会通信(#2)
◆湘フィルを鍛える2曲
ローリゼンのルックス・エテルナ、いい曲ですね!夜中にひとりで聴いていたら、涙が出そうでした。こんな曲を本当にきれいに歌えるためなら、どんな苦労でもしちゃおう〜!
なんて気持ちになります。
カルミナの迸るエネルギー、躍動するリズム、ルックス・エテルナの天から降ってくるような美しいハーモニー。ひとつの演奏会の中で、こんなにも性格の違う曲を、それぞれに鮮やかに歌いこなすことができたら、私たちの表現の幅がすごく広がりますね。
これからの湘フィルに新たな活力を与えてくれる要素が、この2つの曲にたくさん詰まっていると思います。音楽を運ぶエネルギー、子音を捌きことばを伝えるテクニック、歯切れよいリズム感、そして和音の構造を理解する力やハーモニー感覚、暗譜能力・・・
一生懸命歌って自分を鍛えたら、きっと歌う体力やセンスがじわじわとアップしてくるに違いありません。ここだけは絶対言えるとか、この和音はばっちりとか、どれかひとつだけでも自信を持てるようになれば、全員だと150倍、すごい力になります。いくつになっても磨けば光る、そんな快感をみんなで味わえたらいいですね。
◆県の合唱祭に参加
今年は久しぶりに県の合唱祭に参加することになりました。歌うのは、カルミナの1番とルックス・エテルナの4番。選りすぐりのいい曲で、ステージで歌えるのはとても幸せ。
本番に向けて、ステップアップのためのよい目標になると思います。ぜひ暗譜して颯爽とステージに立ちましょう!時期的にも、団員募集のための何よりの宣伝になります。
おぉ〜!かっこいい!まぁ、なんて美しい♪と感動する⇒歌ってみたくなる⇒入団希望、という桶屋式団員増強の皮算用を目論んでおります。湘フィルここにあり、のよい演奏で
聴いている方のハートをつかめるように、日々修行に励みましょう。
◆練習は楽しく
言えるようにならないと、カルミナの練習はいつまでたってもつまらない、僕がやってあげられることはありません・・・まさしく先生の仰るとおり。修行〜読経と写経?読んだり書いたりで、毎日脳に刺激を与えていれば、結構口は回ってくるのではないでしょうか。男声の7番など、やる度に進歩しているので聞いているのも楽しみです。
ワクワクするのは織田先生のピアノ。どーんとはらわたに響く音、切れ味抜群のリズム
深い音からきらきら跳ね回る音まで、本当に多彩で、前奏数小節ですっかりその気になったり乗せられたり。ピアノの活躍に見合うエネルギーで私も歌いたい!といつも思います。
ローリゼンにメンデルスゾーンやフォーレの味を見つけるのも、これからのお楽しみ。
いい音ぶつかる音ひずむ音、たくさん味わいたいですね。
いろいろな楽しみを見つけて、愉しくうまくなっていきますように。
(Alt 青山)
2009年湘南国際村センター合宿のご案内 (No.3)
合宿参加状況(2/14 現在)
♪ 部屋割りは、現在検討中です
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S |
A |
T |
B |
合 計 |
参 加(宿泊) |
42 |
37 |
11 |
12 |
102 |
参 加(宿泊しない) |
12 |
12 |
4 |
3 |
31 |
はっきりしない |
2 |
0 |
4 |
0 |
6 |
不 参 加 |
1 |
0 |
0 |
2 |
3 |
合 計 |
57 |
49 |
17 |
17 |
142 |
申し込み
所定の申し込み封筒をお渡し致します(2月末)。 必要事項を記入し、代金を入れて、 受付の合宿委員までお持ち下さい。毎回の練習会場に「合宿受付窓口」を開設致し
ます。(おつりのない様にご協力下さい!)
宿泊される方
皆さまの希望状況を把握するためご協力頂いたアンケートを元に、出来るだけご希望 に添えるよう、努力しておりますが、部屋数に限りが有りますので、ご了承下さいネ!
御食事
1日目の夕食は、お知らせの通り、20周年記念パーティとなりますので、ホワイエにて、立食形式で行います。2日目の朝食・昼食は通常通り、カフェテリア・オークをご利用いただきます。
♪ 宿泊者以外の方の食事の追加・キャンセルは、合宿の1週間前までに
締め切りとさせて頂きます。
♪ 夕食(パーティ)・昼食は、食事券をお渡し致します。朝食はバイキング。
原則的に食べ物の持ち込みは、全館禁止とされておりますので、ご注意下さい。
祝賀パーティ料金(夕食兼)
宿泊者 : 宿泊料金(3食込み) + 2,000円
宿泊しない方 : 夕食代 2,800円 + 2,000円 = 4,800円
♪ 例年は、夕食代(2,800円)+ 懇親会費(700円)を徴収して
おりますので、今年は1,300円増となりますが、ご了承下さい。
{ その他
・チャーターバスは、昨年同様、片道250円・往復500円となります。
ご利用希望の方は、所定の申し込み封筒に記入欄を設けます。(2月末配布)
4月18日(土)逗子駅発「湘南国際村行き」 12:00発
4月19日(日)湘南国際村発「逗子駅行き」 17:30発
チャーターバスを申し込まれた方には、バス券を発行致します。
・路線バスの時刻表は、受付にてお持ち下さい。
・湘南国際村センターへのアクセス
<鉄道&バス>
◇ JR横須賀線「逗子駅」または、京急「新逗子駅」前1番バス乗り場より、
「湘南国際村(逗16)」「湘南国際村センター(逗16)」行き利用で約28分。
◇ 京急「汐入駅」前2番バス乗り場より、「湘南国際村(汐16)」行きで約33分。
< 車 >
◇ 横浜・横須賀道路(逗子IC)→ 逗葉新道 → 三浦半島中央道路
♪ 合宿に関するお問い合わせは、(S)土肥(0467-47-5150)まで
(リーダー会通信#2付録)
Lauridsen; Lux aeterna について
次回演奏会のもう1曲Lux aeterna (Lauridsen作曲) は、湘フィルとしては恐らく初めての(?)、現代曲ですが、作曲家や曲、その他について、インターネットや、CDのライナーノート等からピックアップした情報に基づき概説します。
Morten Lauridsen(モートン・ローリゼン)
は、1943年2月27日、アメリカ合衆国ワシントン州でデンマーク系の家系に生まれ、オレゴン州ポートランドで育った現代アメリカの作曲家。ウイットマン・カレッジと南カリフォルニア大学で作曲を学び、同大学の作曲科の教授である。1994年から2004年まで、ロサンゼルス・マスター・コラールのコンポーザー・イン・レジデンス(専属作曲家?)を務め、新しい合唱レパートリーの作曲、普及を活発に行っており、アメリカの最も良く演奏される合唱曲の作曲家の一人である。特にO Magnum Mysterium(おお、大いなる神秘)は、アメリカでは吹奏楽に編曲されるなど、良く知られ、好んで演奏されている。
Lux aeterna(楽譜の表紙裏に解説があるので参照ください)
は、混声合唱とオーケストラのための作品(オルガン伴奏版も有る)で、ロサンゼルス・マスター・コラールとその指揮者パウル・サラムノビッチのために作曲され、彼等に献呈された。初演は彼等の手により1997年4月13日に行われた(オルガン版の初演は続く4月26-27日)。以後、多くの合唱団で歌われている。
曲は、天上の光を統一的なテーマ(キーワード?)として5楽章から成り、切れ目なく演奏される、拡張された(広い意味での?)モテットともいうべきもので、暖かさと慰めに満ちている。
ローリゼンはこの曲を、”intimate work of quiet serenity” (静謐な晴朗さの親密な作品?)とよび、「希望、安心、信頼およびそれらの顕示すべてに光をあてるもの」としている。
彼は1995年に作品が具体化し始めるまでに、かなり長期間、合唱とオーケストラによるLux aeternaの創作を熟考していたが、奇しくもブラームスとフォーレの両方に相似して、母の死が作曲にはずみを与えたようである。
歌詞出典
Lux aeterna の5つの楽章は
1. Introitus(入祭文)
2. In Te, Domine, Speravi(あなたに、主よ、私は望みをかけています)
3. O Nata Lux(おお、光よりの光)
4. Veni, Sancte Spiritus(来たれ、聖霊よ)
5. Agnus Dei - Lux aeterna(神の子羊―永遠の光)
となっている。第1楽章と第5楽章は、Requiemから取られ、中間の3つの楽章もそれぞれ、ラテン語の宗教詩だが、第2楽章は、Te Deum の歌詞(2節)の間に、Beatus Vir(幸いなるかな、主を恐れる者・・・詩編111[112]([ ]は現在の聖書の詩編番号))からの1行;Exortum est in teneburis lumen rectis;(光は正しい者のために暗黒の中にも現れる)が挿入されている。
第3楽章は、変容の祝日(8月6日)に歌われる、作者不詳の10世紀の賛歌から取られている。(なお、歌詞対訳は、別途発行していく予定です)
CD紹介
Lux aeterna 単独のCDは無く、いずれも、ローリゼンの作品集と言う形になるが、今のところ下記3種類(いずれも輸入盤)がある。
● スティーブン・レイトン指揮 ポリフォニー、 ブリテン・シンフォニア(オケ) 英ハイペリオン盤
・タイトル:Lux aeterna
・収録曲:Lux aeterna / Madrigali / Ave Maria / Ubi caritas et amor(慈しみと愛のあるところ)/ O Magnum Mysterium
* ラター曲の演奏などで名高い、イギリス合唱界の誇るトップクラスの合唱団。30人程度で歌われて いるが、さすがに透明感のある響きで、合唱の線がクリアに聞き取れる。(今回、斡旋販売 するのもこの盤です。)
● パウル・サラムノビッチ指揮 ロサンゼルス・マスター・コラール+シンフォニアオーケストラ 米RCM盤
・タイトル:Lux aeterna
・収録曲:Lux aeterna / Les Chansons des Roses(バラのシャンソン集)/
Ave Maria / Mid-Winter Songs / O Magnum Mysterium
* Lux aeternaの初演団体による演奏。初演時120名による演奏は、こういう雰囲気であ ったろうか?と想像させる。大人数ながら、キチンとアンサンブルできているのはさすが。但し 録音は割りとエコーがきつく感じる。
● ニコル・マット指揮 ヨーロッパ室内合唱団(オルガン伴奏バージョン) 独ヘンスラー盤
・タイトル:O Magnum Mysterium
・収録曲:Les Chansons des Roses / Lux aeterna / Madrigali /
O Magnum Mysterium
* こちらも定評ある合唱団(ニコル・マットはベルニウスやエリクソンに学んだ人)。オルガン伴奏は極めて簡 素で、アカペラとそれほど変わらない雰囲気がある。合唱はビブラートを抑え、どこか暖かさ を感じさせる響きで美しい。
以上、勝手な(借り物の)概説を書きましたが、今回、この曲と出会えた事は、凄く幸せな気がしています。問題は私達がいかに美しく表現できるか、ではないでしょうか。それを目指して、がんばっていきましょう!(勿論、カルミナも!)
(Ten 濱口)
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4月合宿にて“チャリティーオークション?!”開 催
来る4/18(土)合宿初日、夜に、団員の懇親と、団財政救済(?)を目的として、チャリティーオークションを開催致します。
家で眠っている不用品や手作り品など、何でも大歓迎です。
‘湘フィルゆかりの品’なども、お蔵に眠っていましたら、この機会に是非ともご出品下さい。お宝発見のチャンス>
今回の収益は、全て湘フィル一般会計の収入とされます。
多数の団員のご参加をお待ちしています。
品物は、合宿当日、会場にて受け付け致しますが、会のスムーズな運営(進行)のため、事前に品物と落札希望価格を担当役員にお知らせ頂きますよう、ご協力の程、よろしくお願い致します。
担当:(B)御子柴、(S)柏木 何なりとお問い合わせ下さい。お待ちしています。
カルミナ期入団の皆さんです
(2/14 現在) どうぞよろしく♪
ソプラノ 大場 さん (藤沢市) アルト 宮本 さん (鎌倉市)
本間 さん (茅ヶ崎市) テノール 川崎 さん (鎌倉市)
石丸 さん(茅ヶ崎市) 加藤 さん (中郡大磯町)
山崎 さん (秦野市) 山路 さん (大和市)
沖 さん (鎌倉市) 杉本 さん (鎌倉市)
長田 さん (藤沢市) 野口 さん (横浜市南区)
八木 さん (鎌倉市) バス 池浦 さん (茅ヶ崎市)
杉本 さん (鎌倉市)
田中 さん (横浜市緑区)
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Caritas Japan(カリタスジャパン)より
クリスマスコンサート献金の領収書とお礼状が来ました! |
† 主の平和
平素よりカリタスジャパンへのご理解とご協力を賜り感謝申し上げます。
またこの度は、募金を賜り厚く御礼申し上げます。お預りいたしました募金は
カリタスジャパンの援助活動に役立たせていただきます。
ご存じの通りカリタスジャパンは、日本カトリック教会における援助活動に関
わる部門として、国際カリタスのパートナーとして、四旬節「愛の献金」その
他の援助金などの募金活動、国内外への援助活動に取り組んでまいりました。
これからも皆様のご意志を実現できますよう努めてまいりますので、今後とも
どうぞよろしくご理解とご支援をお願い申し上げます。
なお、援助先の活動等はカリタスジャパンニュース、カリタスジャパンホーム
ページでご報告させて頂きますので、ご高覧いただければ幸いです。
皆様の上に神の豊かな祝福がありますようにお祈り申し上げます。
領 収 書
カトリック茅ヶ崎教会 様
金額 ¥ 227,895
2008年12月22日 上記正に領収いたしました。
宗教法人 カトリック中央協議会
カリタスジャパン
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ÌË 2009年 3月&4月の練習日程 ËÌ |
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28日(土)
7日(土)
14日(土)
21日(土)
28日(土)
4日(土)
11日(土)
18日(土)
19日(日)
25日(土)
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明治公民館 (自主練17:00) 18:15 〜 21:00
玉縄学習センター 18:15 〜 21:00
玉縄学習センター 18:15 〜 21:00
明治公民館 (自主練17:00) 18:15 〜 発声(ホール)
19:00 〜 分 奏 女声 ホール
男声 音楽室 ★
20:00 〜 tutti
明治公民館 (自主練17:00) 18:15 〜 21:00
明治公民館 (自主練17:00) 18:15 〜 発声(ホール)
19:00 〜 分 奏
女声 ホール
男声 音楽室 ★
20:00 〜 tutti
明治公民館 (自主練17:00) 18:15 〜 発声(ホール)
19:00 〜 分 奏
女声 ホール
男声 音楽室 ★
20:00 〜 tutti
合 宿 湘南国際村センター 13:00 団員集合
(詳細日程は、次号で) 17:00 解 散
玉縄学習センター 18:15 〜 21:00 |
|
★ 3/21、4/4、4/11は分奏があります。(19:00 〜 20:00)
男声の方は、音楽室、文化室での練習がありますので、スリッパを忘れずにお持ち 下さい。
◎ 明治公民館での練習日には、原則として自主練を計画しております。Pリーダーか らの連絡にご注意下さい。
ラ・フォルジュルネ・オ・ジャポン=「熱狂の日」音楽祭 のお知らせ
今年も5/3〜5/5 ラ・フォルジュルネ・オ・ジャポン=「熱狂の日」音楽祭が
有楽町国際フォーラムで開催されます。
5年目の今年のテーマは「バッハとヨーロッパ」です。
ヨハネ、マタイの両受難曲、ロ短調ミサ曲 他も演奏されます。
(ローザンヌ声楽アンサンブル、バッハ・コレギウム・ジャパン 等出演)
詳細は http://t.pia.jp/feature/classic/LFJ/about.html にアクセスしてみて下さい。 (Ten 濱口)