演奏会お疲れさまでした。160名での‘ヨハネ’、実はオケ合わせの最後の最後までヒヤヒヤドキドキで、こんなにもスリルに満ちた本番は初めてだと思っていたのですが…。当日のゲネプロから、「何かスゴイことが起こっているのかもしれない=」と思えるようになりました。オケやソリストの方々の素晴らしい演奏に支えられて、松村先生の指揮のもと160名が心を一つにして歌えているという実感が胸に迫ってきたのです。少人数の合唱のような器用さや精密さはないかも知れない。でもこの160人の心がこもったコラールが客席の人達に届かないわけはない=と。
 そして本当に幸せなことに1414名ものお客様を前に本番を迎えることができました。聴いて下さった方々の反響も大きく、50通を超える会場アンケートに加え、湘フィルのホームページにも感想が送られて来ています。今月号では、まず湘フィルに届いた会場の皆様からの声を紹介していきたいと思います。           Tama
 
 
 《ホームページに届いたメールより》
♪ヨハネ受難曲を初めて拝聴しその荘厳さに打たれましたと同時に大変な難曲を見事に 歌い上げられた演奏に感激いたしました。私は宗教には全く縁の無い非精神的人間で すが頂いた解説書やテロップを見ながらキリストの受難の経過やその場の状況がよく 理解できました。周りを取り巻く群衆や弟子達の心の動きなど一糸乱れぬ迫力ある合 唱の見事さを通じて手に取るように伝わってきました。これほど奥の深い曲を立派に 歌いその精神性を我々聴衆に十分伝えていただいたとの思いで感謝いっぱいです。今 後もさらに研鑚を重ねられさらなるご発展を遂げられますことをお祈りいたします。
 
♪今日のコンサート 大、大、大感動でした。すばらしかったです!(中略)本当に感 動して聴き入ってしまいました。気がついたら8時近い時間で、そんなことも気がつ かないくらい浸りこんでいました。演奏もすべてよかったのですが、まさに大バッハ です。音楽で福音を伝えていました。キリストの受難を改めて深く思いました。
 (中略)今日は、イエスの時代に生きて、「十字架につけろ!」と叫ぶ群衆にならな かったことを感謝するほかないけれど、現代でも、同じようなことをしているかもし れません。それにしても、私も、バッハがすごいと思い、物語を聴く人にとどまらず、 キリストの受難を深く考える人の中に加えられたことを感謝しています。
 
  《会場アンケートより》
♪あっという間の150分でした。小さな小社会を見た様で、歌声が耳から抜けません。
 おつかれ様でした。
♪ヨハネ受難曲を生で聞いたのは2度目ですが、大変感動しました。コラール、とても よかったです、特に最後の2曲。ソリスト、有名な人でみな、よかったです。特にエ ヴァンゲリスト横山氏、バス三原氏(三原氏ファン)。アリア(第二稿による11曲)
 はじめて聞いて、これもよかったです。字幕の助けで、エヴァンゲリスト、バスのド イツ語等、少しはわかってうれしかったです。感動をありがとうございました。
       〈インターネットで知り、湘フィルの演奏を初めて聞いて下さった方〉
 
♪コラールは大変美しいハーモニーだが、群衆の歌はもっとあらけずりのテンポがほし い。エヴァンゲリストもイエスも感情のこめ方がオーバー。もう少しサラリといって ほしい。27曲のテンポは立派だった。アリアも感情が入りすぎ。だから重苦しいも のになったと思う。あんなに真剣に語りかけてほしくない。曲そのものが伝えるもの があるのだから、作為的な必要はないと思う。30曲以降は息詰まるようでよかった。 みなさん、おつかれ!大変よかった。終曲の天使の歌声をありがとう!
 
♪全力をつくして歌う、幸せそうなお顔、うらやましかった。
 
♪完成度の高いBach らしさが良く表れた立派な演奏であったと思う。ソリストも充実 して説得力があった。
 
♪バッハの受難曲をレコードではよく聴いていますが、実演で聴くのは初めてですが、 臨場感があって実に良かったです。 〈「ぶらあぼ」に応募し、初めて来られた方〉
 
♪端正でありながら、とてもしなやかで音楽の喜びにあふれている。また、テンポ設定 が絶妙である。合唱もオケも指揮者の要求によく応えていた。次回のデュリュフレと プーランクも聴いてみたい。     〈「ぶらあぼ」に応募し、初めて来られた方〉
 
♪「マタイ」より一層、コラールが重要なしめくくりを格段で成しています。そのコラ ールのどれもが心に染み入るように感動的に聞こえて来たです。「ヨハネ」の内輪で 素朴、ひめやかな味わいを誠に忘れ難く感じた演奏会でした。どこまでも民衆と共に。 バッハのふところの深さにうっかりしていると兎の目にされそうになりました。何だ か段々とヒドイ世の中になってゆくような気がする昨今、音楽に救われる思いを抱く、 もうじき人生の秋の男のつぶやきです。オケの配置法と通奏低音に独自の工夫が見え ました。字幕スーパーはいいですね。    〈招待状で初めて聴きに来られた方〉
 
♪熱意と力強さが感じられました。受難とメロディと合唱、アリアに胸がいっぱいにな りました。これからも素晴らしい歌声を聞かせて下さい。ものすごい厚い楽譜にびっ くり!脱帽です。平均年齢が高いとのこと。元気をもらいました。ありがとうござい ました。
 
♪感激しましたの一言です。松村先生がアマチュアの方々を世界に出しても恥ずかしく ない位のレベルに上げられ、涙が出ました。(団員の一員である母は81才ですから …)字幕が今回出ましたので、歌の意味も解り非常に良かった。すばらしい合唱団で す。又来年も来ます。!
 
 
♪この合唱団の演奏を聴いて、今後の参考になりました。
 第1部、テノールはメンバーが少ない事もあってか、我々の席の位置がそのような位 置だったのか、ソプラノに埋没してよく聞こえなかった。
 第2部、しかしよく聴いていればそんな事はなくて、チャンと聞こえていた。すなわ ち、男性はオジさんが多いので、頑張ってソプラノに対抗していないだけの事であり ました。テノールの楽譜はソプラノの3度上(と言う、絶対音では6度下)を歌う場 合がけっこうあるので、ここで力まかせにやると全体のアンサンブルがきたなくなる。 理屈ではわかっていても、実際はどこの合唱団にもテノールに目立ちたがり屋がいて、 音程が高い分だけこいつの声が突出する。トップテノールにこういう人が多い。湘南 フィル合唱団のテノールは全員が無理な発声がなく、特に高音部をふわっ!と歌って 他のパートに合わせていたように思う。
 この合唱団を2階か3階の上のほうで聴いたら、どんな具合に聞こえただろうか?
 僕は今夜、第九の練習があるんですが、せっかく湘南フィル合唱団を聴いているのに、 また高音部を頑張っちゃうんだよなア。そして、のどが渇いてビール&焼酎コースと なりませんように。            〈団員に友人から届いたメールより〉
 
♪自分も合唱をやっているので勉強になりました。ミスもなく歌えていると思いました。 中声が素晴らしいと思いました。(特にアルトが充実してました)アルトにソプラノ が上手くのっていると思いました。
 
♪合唱・ソプラノ若い声で仲々良いと思いました。男声の高齢化、どこでも一緒ですね。 第24曲でバスだけが座っているの少々変な感じ。第32曲、座ってのコーラス、や はり立っている方が良いかも。だけどとてもよろしいと思います。
 
♪人数も多く迫力も充分なのですが、もう一つ透明感に欠ける感じがしてなりません。 しかし、全員がこの歌を理解しようと一生懸命に声を出されていた姿がすばらしいと 思いました。独唱ではエヴァンゲリストの方が、風邪気味のようなのに、すばらしい 声を聴かせてくれたと思います。   〈「ぶらあぼ」に応募し、聴きに来られた方〉
 
♪2日は大きなステージ、おつかれ様でした。これだけの規模の合唱を聴くのは久しぶ りでしたのでわくわくしながらも安心してバッハの素晴らしい音楽を堪能することが 出来ました。有難うございました。
 特にコラールの豊かな響きが圧巻でしたし、同じ人間の声が群衆のあざけりの合唱と なり、また祈りのコラールに入れ替わる変化に不思議なスリルを覚えました。松村先 生の品格の高い音楽にも感銘を受けました。家内がとても尊敬しているんですよ。オ ーケストラもソリストも大変よかったと思います。
 これだけの人数でピアノ、ピアニッシモをきれいに出すのが大変でしたね。パートご とでソロとのかけ合いになる部分もちょっと不満も残りましたが、全体として、特に 後半の流れと盛り上がりには迫力があり、バッハの受難曲として素晴らしいメッセー ジがいただけたと思います。次のプーランクのグロリアは素晴らしい曲ですし、デュ リュフレのレクイエムも名曲ですので、来年を楽しみにしています。
                      〈団員に友人から届いたメールより〉
 
“ヨハネ受難曲”演奏会CD追加申し込みについて
 
  ・封筒にパート、氏名を明記の上、代金¥3,500を添えて
   各パートマネージャーにお申し込み下さい。
  ・〆切は11月中旬
  ・100セット以上の発注になると、1セット¥3,000になります。
   皆様のご協力をよろしくお願い致します。(安くなった場合は、後日返金)
  ・〆切後の追加注文はかなりの割高となりますのでご注意下さい。
 
  デュリュフレ、プーランク 楽譜&音取りテープ(CD)の販売について
 
  ・各パートリーダーが窓口になっています。お早めにお買い求め下さい。
    デュリュフレ“レクイエム”… ¥3,700
    プーランク“グロリア”  … ¥1,900(2冊セットで¥5,500)  ・音取りテープ・CD … 各パートリーダーにお尋ね下さい。
クリスマス・チャリティ・コンサート
        
    今年で15回を迎えるクリスマス・チャリティ・コンサートは、宗教音楽をレパートリーとしている私たちが、宗教音楽が本来演奏されるべき場所、教会で是非歌いたいとお願いしたことから始まりました。茅ヶ崎教会の当時の神父さまは趣旨を理解して下さったばかりか、コンサートの中でクリスマスの意義を話して下さる等全面的に協力を申し出て下さいました。以来14年、毎年このコンサートを楽しみにして下さる方も増え、私たちにとって教会という場でクリスマスの喜びを分かち合える貴重な場となってきました。また、このコンサートは我らが世界に誇る(!)指導者の方々と共演できる唯一の機会でもあります。さらに今年は何と!グロリア室内オーケストラのメンバーとして毎年お世話になっているチェリストの諸岡由美子さんをゲストとしてお迎えできることになり、贅沢極まりない超豪華なコンサートなのです。しかも茅ヶ崎教会の司祭は、グロリア少年合唱団で松村先生の後輩でもある鈴木真神父さま。毎年楽しいお話で、コンサートを盛り立てて下さいます。今年も12月の寒い夜に聴きに来て下さる皆さんの心が、ポカポカと暖かくなるような、そんな素敵なコンサートをみんなでつくっていきましょう>
  ☆☆☆☆演奏曲目☆☆☆☆
 
For unto us a Child is born(ヘンデル)
Halleluiah (ヘンデル)
Christmas Lullaby (ラター)
All things bright and beautiful(ラター)
Sing Noel(ピアース)
Hodie Christus natus est (ラ・リュー)
「キャロルは流れる」(矢野義明編)より
  アヴェ・マリア(シューベルト)
ラシーヌの雅歌(フォーレ)
聖なる都(アダムス)
  (演奏順は未定)
 
    ★☆☆☆☆☆ 服装、その他持ち物について ☆☆☆☆☆★
楽譜をとじるのに黒バインダー(B5)を使用します。
女声:白ブラウス、黒ロングスカート、ヒイラギ
 男声:黒上下、黒靴、黒靴下、グレー蝶タイ
※黒バインダー、ヒイラギ、グレー蝶タイについては団で用意します。 お持ちでない方は係までお申し出下さい。    (担当A青山)
※当日、リハーサルのスケジュール等  詳細は次回の通信でお知らせします。 
 
       ÌË 2005年11月&12月の練習日程 ËÌ
         
10月
11月




12月
29日(土)
  5日(土)

12日(土)
19日(土)
27日(日)
  3日(土)
  9日(土) 
10日(土)

17日(土)
24日(土)
玉縄学習センター        18:15 〜 21:00
玉縄学習センター        18:15 〜 20:30
           § 団員総会 20:40 〜 21:30
 明治公民館           18:15 〜 21:00
 明治公民館           18:15 〜 21:00
 玉縄学習センター        18:15 〜 21:00
 リリスホール          18:15 〜 21:30
 クリスマス・チャリティ・コンサートリハーサル
      茅ヶ崎カトリック教会  団員集合  18:15
 クリスマス・チャリティ・コンサート(詳細は次号)
      茅ヶ崎カトリック教会  団員集合15:15
 明治公民館           18:15 〜 21:00
 玉縄学習センター      18:15 〜 20:30
           © 納 会  20:40 〜 21:30
 
§11/5(土)に団員総会が開催されます。欠席される方は、必ず委任状をご提出ください。資料は29日(土)に配布致します。
       ©12/24(土)は納会(歌い納め)です。今年の歌い納めは何と…クリスマス・イブ= 短い時間ですが、楽しいひとときをご一緒に。
        納会の会費は500円を予定しています。カンパ、差し入れ大歓迎>