◆ どろんこ作業所 ◆


東伏見どろんこ作業所・作業風景  私達は、1978年4月から脳性マヒ者主体の「脳性マヒ者共同作業所」を始めました。作業は楽しみながら自分に打ち込めるものを選びました。手足や言語の障害で、一般の職場や地域では働くこともコミュニケーションを持つことも困難な私たちです。家庭の片隅や生まれ育った地域から遠く離れた施設で暮らすのではなく、私たちも地域の人達と関わりを持ちながら、意義ある何かを作り出していきたいという仲間が集まって始めた作業所です。作業所の運営にかかわる事項やその他の事も、所員・職員全員がなるべく参加できるようにしています。

また、1988年には筋ジストロフィーや脳血管障害者の人達も受け入れ、「どろんこ作業所」と改名しました。


陶器作品  開設以来、この西東京市(旧保谷市・旧田無市)を中心に活動を続けてきました。その中に、例えば花の販売についてたくさんの市民からの出店依頼を受けました。そして、開設当時は補装具として認められなかった電動車椅子も重度障害者に普及し、花の販売において市民との関わりに欠かせないものとして、また日常生活においても一人で買い物に行けるようになり、多くの人達に支えられ、花の販売の機会も増えました。また、その市民の方々に陶芸教室に来て頂き、益々私達のことをご理解いただきました。

行政との関わりについて、政策の立案に多く参加し、この西東京市で一生生きられる環境を作り続けてきました。今では、少し不便さがありますが、電車やバスがいつでも自由に使えるようになりました。この事をもっと前進させ、ベッド付き電動車椅子も走れる環境を作り、重度障害者の生きがいの場を目指して、我がどろんこ作業所のメインテーマである「意義ある何かを求めて」を追求していきたいと思います。



作業所紹介

● どろんこ作業所 所員 鵜城 暁史



バザー風景 どろんこ作業所は、体の不自由な人達が集まって仕事をする所です。自分達で作った陶芸作品を祭りやバザー等で売っています。

あと、週1〜2回花を仕入れて、東伏見作業所の「いきいきグリーンハウス」や泉町の手づくり山・地域のイベント等で販売しています。詳しい情報等は、当ホームページの“出張販売”のページをご覧下さい。

  
  
  
  





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